【高校ラグビー】桐蔭学園 関東勢最多タイ5度目Vだ! 決戦では東海大大阪仰星と激突へ

円陣を組む桐蔭学園フィフティーン

　全国高校ラグビー大会は7日、大阪府東大阪市の花園ラグビー場で決勝が行われる。2大会連続5度目の優勝を目指す桐蔭学園（神奈川）と、3大会ぶり7度目の頂点を狙う東海大大阪仰星（大阪第2）。桐蔭学園は6日、雨天のためグラウンドでの練習は行わずコンディションを整えた。

　前回大会王者の桐蔭学園は、5度目の優勝を果たせば関東勢では国学院久我山と目黒学院に並んで最多となる。花園の決勝では東海大大阪仰星に2連敗中（13、15年度）だが、前回大会準々決勝と昨年春の選抜大会2回戦では桐蔭学園が勝利。実力の拮抗（きっこう）した東西の雄が激突する。

　藤原秀之監督は決勝を前に、連覇への重圧と戦う複雑な胸中を明かしていた。「（昨春の）選抜大会3位でも周りからは“残念だったね”と言われる。選手たちにはプレッシャーだったと思う」。今大会前には学校関係者から「7日の決勝応援に行きます」と言われたこともあったという。王者の宿命を背負い、決戦の舞台に臨む。