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藤井王将「挑戦恐れず取り組む」法則覆すか? 12日開幕王将戦 “掛川を制する者が王将戦を制す”

スポニチアネックス / 2025年1月7日 5時2分

指し初め式に臨んだ藤井王将

 将棋の藤井聡太王将(22)=7冠=が6日、名古屋市の名古屋将棋対局場で開かれた指し初め式に出席した。デビュー9年で初参加。「今年も挑戦を恐れずに、実力を高めていけるよう取り組む」と新年の意気込みを語った。スポニチ本紙元日付のインタビューでは昨季、盗塁数を急増させた大谷翔平投手ばりの「変化」への意欲を語った。あふれる思いをこの日は「挑戦」の2文字に託したのだろう。

 12日からは挑戦者に永瀬拓矢九段(32)を迎えるALSOK杯第74期王将戦7番勝負(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)に臨む。愛知県瀬戸市出身の藤井、横浜市出身の永瀬。お互いの隣県・静岡県掛川市へ集って開幕する初の2日制。ここ6期、第1局を勝利した棋士がシリーズも制してきた。

 前王将の渡辺明九段(40)が3連覇、藤井が3連覇。最長3カ月の長丁場ながら先行の利は大きく、前期の栃木県大田原市以外は掛川市開催だったことから「掛川を制する者が王将戦を制す」と言えそうだ。

 第1局は先手後手が振り駒で決まるため、戦型予想は難しい。その上での注目発言が4日、藤井が都内で臨んだABEMAトーナメントの収録後に飛び出した。「2手目△8四歩にこだわりがあるわけではない」。デビュー以来8年間、後手番でも飛先の歩を突き続けてきた内なる法則を覆す可能性をにおわせた。

 8日は叡王戦本戦の1回戦で増田康宏八段(27)と対戦する。昨年6月に叡王を失った藤井にとっては全8冠復帰を目指す第一歩。増田は2月開幕の棋王戦挑戦者でもあり、弾みをつけて王将戦に全力投球したい。

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