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ソフトバンク・王会長 上沢に“柊太超え”期待 穴埋めて「いくつプラスしてくれるか楽しみ」

スポニチアネックス / 2025年1月7日 5時2分

後藤社長(左)の音頭で乾杯するソフトバンク・王会長(中)、城島CBO(撮影・岡田 丈靖)

 上沢のプラス効果に期待――。パ・リーグ連覇を目指すソフトバンクは6日、みずほペイペイドームで仕事始めの鏡抜きをした。昨季は4年ぶりのリーグ制覇を果たしたが、日本シリーズではDeNAに敗れ、王貞治球団会長(84)は日本一奪回へ向けて号令をかけた。新戦力では通算70勝の実績を誇る上沢直之投手(30)に期待。チーム一丸となって今年こそは12球団の頂点に立つと意気込んだ。

 仕事始めとなった本拠地・みずほペイペイドームの周辺は午前中に晴れ間が広がっていた。バットで鏡抜きを行った後、王貞治球団会長は外を見ながら吉兆を感じ取っていた。

 「年末年始は大変、天気に恵まれて。何か今年は必ずいいことが起こるだろう。そんなふうに今、思っています」

 昨年末にも“いいこと”があった。オフの補強ポイントだった先発投手として実績十分な上沢を日本ハムとの争奪戦の末に獲得。王会長は「上沢くんがいくつプラスしてくれるかな。今から楽しみにしていますよ」とシーズンに入ってからの活躍に今から胸を躍らせていた。

 これまでは敵として何度も苦しめられてきた。上沢は21年から3年連続で規定投球回をクリアし、NPB通算70勝をマーク。「やはり実績がありますから。石川くんが抜けたりしているけど、その穴を十分に埋めてくれる」。昨季7勝の石川柊がロッテにFA移籍したが、補う以上の活躍を期待している。

 上沢だけでなく、通算44勝の浜口をトレード、同20勝の上茶谷を現役ドラフトでいずれもDeNAから獲得した。「やはり投手が一番、勝敗の鍵といえるので。どのチームも充実させようと今やってますし、相手も変わっています」とリーグ連覇のポイントは投手力だとみている。

 戦力が整い、あとは目標を達成させるだけだ。投手陣を中心に守り勝って頂点に立つのが王会長の理想。「去年はこれ以上のない戦い方ができたが、最後の最後に悔しい思いをした」。小久保ホークス1年目の昨季はレギュラーシーズンで91勝を挙げて、2位に13・5ゲーム差をつける独走Vを決めたが、日本シリーズではセ・リーグ3位から勝ち上がってきたDeNAに下克上を許した。「今年は最後の最後までチーム一丸となってホークスらしい戦いができるように頑張ってほしい」。上沢ら新戦力がプラス効果をもたらし、日本一奪還を成し遂げてほしいと新春に願った。(井上 満夫)

 〇…城島チーフ・ベースボール・オフィサー(CBO)は巨人へFA移籍した甲斐の補償について「話は進んでいますし、近いうちに答えを出さなきゃいけないのかなと思います」と言及した。昨年末に巨人からプロテクト選手のリストは届いており、そこから漏れた選手の人的補償プラス金銭、もしくは金銭のみの補償を選ぶことになる。結論は近日中にも出るとみられる。

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