紅白視聴率 B’z登場で約3Pも上昇! 中高年ターゲットの戦略が奏功 NHK関係者「狙い通り」
スポニチアネックス / 2025年1月7日 5時2分
昨年大みそかの「第75回NHK紅白歌合戦」(後7・20~11・45)の歌手別視聴率が6日、判明した。1位は大トリのMISIA(46)。番組全体の瞬間最高の世帯視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区)は、白組の優勝が発表された午後11時44分の35・9%だった。
第2部の視聴率を前年比で0・8ポイント上げた今回の紅白。これに大きく貢献したのが、初出場のB’zだったことが本紙の集計で判明した。31%台で推移してきた視聴率はB’zの出番とともに33・4%に上昇。完全サプライズでNHKホールに登場し、ヒット曲「ultra soul」を歌い終えた直後は34・3%まで上がった。同局関係者は「紅白チームは人気歌手を並べた“午後10時またぎ”に力を入れてきた。B’zは狙い通りに結果を出してくれた」と話した。
B’zに続くようにベテラン勢も高い視聴率を残した。南こうせつ(75)とイルカ(74)のデュエットは33・7%、高橋真梨子(75)も33・8%。最近の紅白は若者向けの音楽番組としてブランディングしてきたが、今回は制作陣が中高年をメインターゲットに置き、中堅・ベテランのアーティストを相次いで起用。中高年の視聴者層をうまく取り込めたことが数字でしっかり表れた。
ベテランが押し上げた第2部の流れをつくったのはトップバッターを務めたCreepy Nuts。昨年を代表するヒット曲「Bling―Bang―Bang―Born」のパフォーマンスは中高年の関心も集めたとみられ、第1部の終了時から2ポイント以上高い32・1%を記録した。
第1部の最高となったのはキッズショーのコーナーで31・7%。歌手別ではテレビ初歌唱となったtuki.(16)の31・6%。キッズショーから続いて登場した新浜レオン(28)も30%超えをマークし、話題のアーティストも結果を残した。
【年間視聴率は4年ぶりに首位奪還】
2024年の年間高視聴率番組(ビデオリサーチ調べ、関東地区)が6日、発表された。世帯視聴率1位はNHK紅白歌合戦(第2部)。21年から東京五輪、サッカーW杯、WBCと3年連続で世界的スポーツ大会関連番組が最上位を獲得していたが、4年ぶりに首位を奪還した。スポーツ番組では例年強い箱根駅伝が3、4位を占めたほか、米大リーグ・ドジャースの大谷翔平らが出場した韓国ソウルでのシーズン開幕戦、ドジャース―パドレスが6位に入った。
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