オリックス新人選手が入寮 ドラ2寺西は先輩・松井秀喜氏の著書持参！地元石川県を「力づける活躍を」

＜オリックス新入団選手入寮＞母から贈られた松井秀喜の本を手入寮し笑顔を見せる寺西（撮影・後藤　正志）

　オリックスのドラフト1位・麦谷祐介外野手ら新人選手が7日、大阪・舞洲の球団寮「青濤館」に入寮した。

　ドラフト2位の寺西成騎投手（22＝日体大）は、小中高の先輩にあたる松井秀喜氏が書いた「不動心」の本を持って入寮。母・智江さんから「なんか一個持っていかなダメやろ」と入寮前日に手渡された。

　小学6年時には「松井秀喜旗争奪学童大会」で優勝し、表彰式で本人と対面した過去もある右腕は、「努力の天才というか、すごく挫折もされてきたと思うんですけど、そこからメジャーリーガーになった過程も本に書いてある。しっかり勉強したい」と力を込めた。

　石川県・能美市出身の即戦力投手は、「（能登地震から）未だに復興できていないところもある。力づける活躍をしたい」と意気込んだ。