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【高校ラグビー】東海大大阪仰星SO吉田琉生、V逃し涙も「自分の財産」 卒業後は帝京大に進学予定

スポニチアネックス / 2025年1月7日 16時59分

<桐蔭学園・東海大大阪仰星>後半、反撃のトライを決める東海大大阪仰星・吉田(撮影・北條 貴史)

 ◇全国高校ラグビー大会決勝 東海大大阪仰星17―40桐蔭学園(2025年1月7日 花園ラグビー場)

 東海大大阪仰星(大阪第2)は17―40で桐蔭学園(神奈川)に敗れ、3大会ぶり7度目の優勝を逃した。

 前半に2トライを献上。後半4分には共同主将で高校日本代表候補SO吉田琉生(るい、3年)が素早いリスタートからステップを切り、インゴールに飛び込んで反撃のトライを奪った。だが、その後に桐蔭学園にリードを広げられ、終盤の2トライも及ばず17―40でノーサイドを迎えた。

 試合後、吉田は「基礎、基本の徹底ぶりが自分たちを上回るものがあった」と潔く負けを認めた。両足首に痛みを抱え、前日は練習に参加せず。治療に半日程度も時間を掛け、必死の思いで決勝のピッチに立った。

 満身創痍の状態で臨んだが、頂点には届かなかった。だが、目に涙を浮かべながらも「悔しい気持ちはあるんですけど、それよりも最後までチームとして戦い抜けたことが自分の財産。3年間、すごく楽しかった」とすがすがしい表情を浮かべた。

 卒業後は帝京大に進学予定。「日本代表を目指す中で、誰からも応援されるようなプレーヤーになりたい」と前を向いた。

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