1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. 野球

広島ドラ1佐々木が“おじいちゃん孝行”誓った! 自身の活躍つづった祖父作成スクラップを手に入寮

スポニチアネックス / 2025年1月8日 5時46分

<広島新入団選手入寮>祖父が作成した新聞記事のスクラップブックと高校時代のホームランボールを持ち込んだドラフト1位・佐々木(撮影・平嶋 理子) 

 広島の新人8選手(育成を含む)が7日、広島県廿日市市の選手寮「大野寮」に入寮した。ドラフト1位・佐々木泰内野手(22=青学大)は、2020年甲子園交流試合でのホームランボールと、祖父が作成した新聞記事のスクラップブックを持参。「毎試合、記事に取り上げられるくらいの活躍を」とプロでも1面級の活躍を演じ続け、“祖父孝行”することを誓った。昨年11月に脱臼した左肩の経過は良好で、すでにフリー打撃を再開。きょう8日から始まる新人合同自主トレから、徐々に状態を上げていく。

 小雪が舞う寒空の下での入寮となったが、関係ない。大野寮に入った佐々木は、熱い思いを言葉に乗せた。

 「(昨年12月に施設見学で)大野寮に来た時も、ご飯を食べたが、凄く、おいしかった。そこへの楽しみが一番大きい。部屋も広すぎず、狭すぎずという感じなので、ここで有意義な時間を過ごせたらと思う」

 入寮に際し、岐阜県の実家から2つのアイテムを持ち込んだ。一つ目は、県岐阜商時代の思い出の白球だ。コロナ下で行われた20年夏の甲子園交流試合、明豊(大分)戦で左中間席に放ったホームランボール。「あの1本がなければ今の自分もないと思っている」と言うほど、思い入れが強い記念球を持ち込んだ。そしてもう一つ。母方の祖父・古田喜一さん(93)が作成したスクラップ集だ。

 佐々木が高校3年時から収集スタート。新聞記事の切り抜きなどが貼り付けられ、その結果なども事細かく書き込まれている。すでに3冊ほどあるというが、そのうちの1冊を新天地へと伴った。

 「悩んでいる時とかに見て、高校時代や大学時代を思い出したり、応援してくれている人がいるんだなというのをしっかり再認識できるように。またプロ野球版も作ってもらえるよう、毎試合、記事に取り上げられるくらいの活躍ができればいいなと思う」

 プロでも、その活躍で紙面上をにぎわせ、祖父を喜ばせたい。年末年始は故郷の岐阜県で過ごし、喜一さんからは「“(佐々木の)野球を生きがいに今、頑張って生きとるんやから”ということを言ってもらった」。その思いに応えるべく「さらに活躍して、生きる気力を与えられたら」と力強く続けた。

 視界も良好だ。昨年11月の明治神宮大会で脱臼した左肩も経過は良好。5日にはフリー打撃を再開した。

 「スイングも始めた。手術はしない形でやっていくことになった。まだ100%ではないですけど、ここから徐々に出力を上げてやっていきたい」

 きょう8日からは新人合同自主トレが始まる。2月1日からの春季キャンプ、そしてシーズン開幕へ――。祖父に手を休める暇を与えないことが、最高の“孝行”となる。 (長谷川 凡記)

 ≪ドラ2佐藤柳はインナー系ケア道具を持参≫

 C…ドラフト2位の佐藤柳(富士大)は、こだわりのアイテムに「インナー系のケア道具」を挙げた。大学時代からサポートを受けるメーカーの製品で、日本ハム・伊藤も愛用するという。「スパッツは練習だけでなく日常生活でも履ける。飛行機など長距離移動でも疲れづらい」と強調した。入寮に際しては「東北以外の地方に住むのは初めて。不安よりも楽しみの方が大きい。高校から7年間寮生活だったので人より慣れている」と笑顔で話した。

 ≪ドラ4渡辺は“推し”あいみょんタオル≫

 C…ドラフト4位の渡辺(富士大)は、シンガー・ソングライターあいみょんのタオルを持ち込んだ。「初めてライブに行った」昨年末に購入。「面白くて、かわいくて、もっと好きになった」とゾッコンだ。登場曲に使うことも決めており「好きな曲がありすぎて選べない。お楽しみにという感じで」と笑った。長打力が自慢の右打ちのスラッガー。「打撃面を期待されていると思うので、勝負強い打撃で打点を稼げる打者になりたい」と目を輝かせた。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください