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【高校ラグビー】桐蔭学園 藤原監督 10年がかりで築いた黄金時代 選手自ら考え課題解決し力伸ばす

スポニチアネックス / 2025年1月8日 4時33分

連覇を達成して笑顔の桐蔭学園・藤原監督(撮影・北條 貴史)

 ◇全国高校ラグビー大会決勝 桐蔭学園40―17東海大大阪仰星(2025年1月7日 花園ラグビー場)

 就任23年の桐蔭学園・藤原秀之監督(56)は10年がかりで黄金時代をつくり上げた。

 転機は県予選で敗れて花園出場を逃した14年度。「もっと自分たちでやらせないと生徒も私も成長しない」と主体性を重視するようになった。メンタルトレーナーでスポーツ心理学博士の布施努氏に指導を仰ぎ、ミーティングを改革。選手たちの発言の機会を増やし、自ら考えて課題を解決する力を伸ばした。

 日本代表の斎藤直人をはじめ、13日に全国大学選手権の決勝を戦う早大の佐藤健次、帝京大の青木恵斗ら多数のリーダーを輩出した。

 「桐蔭ファミリーがいろいろな舞台で主将として引っ張ってくれているのはありがたいこと」。一人一人がリーダーシップを備え、直近6大会で4度の全国制覇。「凄いことをやっている」と教え子たちを称えた。

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