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久々にゾクゾク…“秒”で記者の心を“盗んだ”鷹のスピードスター候補 その名は…

スポニチアネックス / 2025年1月8日 7時17分

<ソフトバンク新人合同自主トレ>笑顔でトレーニングする庄子雄大(撮影・岡田 丈靖)

 久々にゾクゾクする強気な一言を聞いて、にやけてしまった。「短距離(走)で負けた記憶はないですね」。ソフトバンクのドラフト2位ルーキー、庄子(しょうじ)雄大内野手(22=神奈川大)が5日の入寮時にスピードスターぶりを主張してきた。

 「中学時代、平日は陸上部でした。部員とは、ほぼ同じスピードでした。土、日曜は野球の練習があったし、陸上よりも、やっぱり野球が楽しかったです」

 横浜高から神奈川大に進む前の中学時代は、硬式野球クラブ「中本牧シニア」でプレーした。チームメートには横浜商から、ソフトバンク入りした笹川がいた。1メートル93、95キロで走・攻・守ともにハイブリッドな通称“ギータ2世”。規格外の身体能力が自慢だが「笹川より速かったですね」。さらりと言ってのけた。中学時代の運動会。クラス対抗リレー、ブロック対抗リレーのアンカー役でも伝説は、残る。「半周差をまくって、1着になりましたかね」。エピソードは、まだ序章に過ぎなさそうだ。

 小学生時代にはDeNAベイスターズジュニアでプレー。素材もキャリアも申し分ない。「持ち前の足と、守備で勝負したい。長距離は遅いですが、短い距離、直線ならば」と自己脚PRは続く。

 鷹の快足男と言えば周東。今春キャンプでA組入りすれば、対面は可能だ。気になるのが、両者の超上質な“かけっこ”だ。種目は、ダイヤモンド一周のベースランニング対決か同じ左打席からの一塁駆け抜け対決か――。庄子は直線勝負を選び、競走を夢見ている。

 「ベースランニングも自信はありますが、周東さんの走りを見ていると僕はまだまだ足りません。勝つならば一塁駆け抜けか直線、塁間ですかね」。対決は、楽しみでもある。

 野ウサギを追っかけて素手でつかまえたことも、有名な短距離選手に勝ったことも特にはないという。ただ、庄子はプロ入り初日から“脚”に確固たる自信を持って乗り込んできた。「○メートル○秒」など、具体的数値を聞くのも面倒くさくなった。そのくらい、秒で魅力が伝わってきた。(記者コラム・井上満夫)

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