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男子はトンプソン・ジャック、女子は田場泉乃がともに初優勝 九州小学生ゴルフ選手権

スポニチアネックス / 2025年1月8日 7時49分

九州小学生ゴルフでともに大会初優勝した(左から)女子の田場、男子のトンプソン

 ◇スポニチ主催第20回九州小学生ゴルフ選手権大会(2025年1月6日 福岡県小郡市 小郡カンツリー倶楽部=男子5750ヤード、女子5715ヤード、パー72)

 全国小学生ゴルフ春季大会予選を兼ねて行われ、男子はカナダ人の父を持つトンプソン・ジャック(宮崎・広瀬小6年)が4バーディー、2ボギーの2アンダー、70で回り初優勝。女子は沖縄・宜野湾市の田場泉乃(みずの、長田小6年)が3バーディー、5ボギーの74で同じく初優勝を決めた。この結果、男女とも上位12人が全国春季大会(3月25、26日、栃木・烏山城)の出場権を獲得した。

 <男子優勝・トンプソン> 昨年は77で5位に終わったトンプソンが雪辱を果たした。「去年より飛距離が伸びて2打目のクラブが1、2番手短くなった。それでパーオン率が上がって好スコアが出るようになった」と胸を張る。180ヤード前後だったドライバーが今は200ヤード越え。この日も出だしの西1番で第1打を約215ヤード飛ばし、2打目を2・5メートルに寄せて初バーディー奪取。2番パー3も2・5メートルにオンさせ2連続バーディーで波に乗った。70は昨年6月にマークした自己ベスト69に迫る好スコア。「ボギーも2ホールだけに止められたし、いいゴルフだった」と微笑んだ。

 プロゴルファーを目指したこともあるカナダ出身の父・スコットさん(47)に勧められ4歳でジュニア用のクラブを握った。小1から本格的に取り組み、昨年8月のTSURUYA CUPスポニチジュニアチャレンジ、9月の宮崎県ジュニア制覇に続き、今大会の初優勝につなげた。父の影響もあり、米男子ツアーの大ファンで「今朝もテレビで松山英樹プロ優勝のニュースを見て盛り上がった。35アンダーってすごい」と熱い視線を注ぐ。アイドルはT・ウッズ、R・ファウラー、J・スピースら米国のトッププロ。自らも「米ツアーで活躍できるプロになりたい」と夢を広げている。

 <女子優勝・田場> 宮里藍をはじめ数多くの強豪女子ジュニアを輩出する沖縄からまたニューヒロインが生まれた。「ショットがよかった。特にショートゲームの精度が上がってそれがいいスコアにつながった」と宜野湾市出身の田場は満足げ。前半3、4番とボギーが先行したが、6番の初バーディーで流れを変えて3バーディー、5ボギーと踏ん張った。

 昨年は81を叩いて5位に終わった。「課題はショートアイアンの精度。グリーンを外すと簡単にボギーにしてしまった」と反省。そこで9IとPWのハーフスイングからショットを作り直し方向性に磨きを掛けた。この日は後半11番で残り100ヤードから、13番では90ヤードからともにピン側1メートルに寄せてバーディーを奪うなど練習の成果を見せつけた。ドライバーの飛距離も昨年から40ヤード伸びて平均220ヤード前後となり、昨年8月は沖縄ジュニア、県民ジュニアの2大会を制覇した。その勢いを持ち込んで初の九州大会優勝を果たした。

 「将来はプロになりたい。いつも安定している岩井ツインズや小祝さくらさんが目標」と沖縄の“新ジュニアの星”は次のステップを見据えている。

 ▼女子2位・嶋田もみじ ショットもパットも今ひとつ。前半はノーバーディーで波に乗れなかった。(15番でやっと初バーディーも40・36で連覇を逃す)

【男子上位成績】

(1)トンプソン・ジャック(宮崎・広瀬小6年)70=34・36

(2)山中太聖(鹿児島・伊崎田小6年)72=38・34

(2)谷口絢飛(鹿児島・西原台小5年)72=37・35

(2)園 和真(佐賀・鳥栖北小5年)72=34・38

【女子上位成績】

(1)田場泉乃(沖縄・長田小6年)74=39・35

(2)嶋田もみじ(福岡・碓井義務教育小6年)76=40・36

(2)湯浅穂花(福岡・大谷小6年)76=38・38

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