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水原一平被告の量刑言い渡しが“再々延期”1月24日から2月6日へ 精神科医の作業遅れが原因

スポニチアネックス / 2025年1月8日 8時25分

水原一平氏

 米カリフォルニア州の連邦地裁は7日(日本時間8日)、ドジャース、大谷翔平選手(30)の元通訳で、銀行詐欺罪などに問われた水原一平被告(40)の弁護人が量刑言い渡しを1月24日(同25日)から2月6日(同7日)に延期した。延期は3度目となる。

 弁護人は連邦地裁に提出した書面で、鑑定は既に終えており、水原被告とは無関係の事情で精神科医の作業が遅れたと説明した。

 当初はワールドシリーズ初戦の昨年10月25日が量刑言い渡しの期日だったが、弁護人が水原被告がギャンブル依存症に関する鑑定を受けるため、精神医学の専門家を探していると説明。連邦地裁に提出する書類作成に時間が必要だと主張し、検察側の合意の末、同12月20日に延期された。

 その後、ギャンブル依存症に関する精神科医の鑑定で、水原被告が体調不良を理由に同11月24日の最後の診察をキャンセルし、診断結果が出ていないことから、弁護側が今月24日に再延期するよう申し立て、認められた。

 同州ロサンゼルスの連邦地検によると、水原被告は2021年11月ごろから24年3月ごろにかけ、借金返済のため大谷選手の口座から約1659万ドル(約23億8500万円)を盗み、スポーツ賭博の胴元側に不正に送金した。大谷選手の口座から得た金を課税所得として報告しなかったとする虚偽の納税申告の罪にも問われている。

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