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韓国プロ野球で後を絶たない飲酒運転「絶対しないで」新人講習会で先輩らが訴え 昨年も複数選手ら懲戒処分

スポニチアネックス / 2025年1月8日 10時37分

パイレーツ時代の姜正浩(AP)

 近年、韓国プロ野球界では飲酒運転が相次いでおり、新人講習会でも改めて飲酒運転をしないよう呼びかけられた。8日、韓国メディアが報じた。

 韓国メディア「スポーツ朝鮮」によると、前日7日に今季からKBOリーグで新たにプレーする約130人の新人に対する講習会が行われた。講習会ではKBOでプレーしている先輩選手たちが口をそろえて「飲酒運転を絶対しないでください」と新人に訴えたという。

 というのも韓国プロ野球界では近年、飲酒運転が後を絶たず、別のメディア「OSEN」によると、昨年は審判委員、打撃コーチをはじめ、ロッテの投手、LGの選手ら5人が懲戒処分を受けたという。

 過去には強打者として知られ、パイレーツでもプレーした姜正浩(カン・ジョンホ)が過去の飲酒運転を理由にメジャー退団後、KBO復帰が認められず“事実上の引退”となった。

 KBOでは2022年に飲酒運転に関する規定ができ、1度目の免許停止は70試合の出場停止処分、免許取り消しの場合は1年間の失格処分に、2度目の飲酒運転は5年、3度目以上は永久失格になる。

 ただ、「スポーツ朝鮮」は上記の規定があるものの飲酒運転をすれば社会的には「ワンストライクアウト」(一発アウト)と世論の声が厳しいことも紹介。「少なくとも今年の新人の中には今後、飲酒運転で懲戒される選手がいないことを願う」と結んだ。

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