1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. 芸能総合

清原博氏 水原一平被告への量刑言い渡し再々延期に見解「刑罰より治療」 注目の量刑も推測

スポニチアネックス / 2025年1月8日 16時1分

清原博弁護士

 国際弁護士の清原博氏が8日、TBS系「ゴゴスマ~GOGO!smile~」(月~金曜後1・55)にコメンテーターとして生出演し、ドジャース大谷翔平投手(30)の元通訳で、銀行詐欺罪などに問われた水原一平被告(40)の弁護人が量刑言い渡しが1月24日(同25日)から2月6日(同7日)に延期されたことについて解説した。

 当初は昨年10月に量刑が言い渡される予定だった。延期は今回で3度目。弁護人は連邦地裁に提出した書面で、鑑定は既に終えており、水原被告とは無関係の事情で精神科医の作業が遅れたと説明している。

 現在の状況について、清原氏は「有罪であることは認めていますから、有罪判決が出ることは確定している」と説明。「あとはどんな刑罰を科すか、量刑だけの問題なんですけど」と続けた。

 量刑言い渡しについて、最近のギャンブル依存症の人に対する傾向があると指摘する。「アメリカ、特にカリフォルニア州の裁判官の最近の傾向は、刑罰より治療なんですね。特にギャンブル依存症とか薬物依存症とか、依存症がある事案においては、刑罰を科したって、またやってしまうんですね」。そのため、治療をより重視する風潮があるとし、「だから裁判官も、刑罰も重要だけど、本人に必要なのは治療なんだと。ギャンブル依存症を治すのが重要なんだと。依存症を治すための治療プログラムを考えるんですけど、そのためには精神科医の鑑定書が必要なんですけど、今のところ出てこないというか、なかなか治療というか、医師の鑑定が遅れているみたい。それで何度も何度も延期している状態」と推測した。

 いずれにしても「有罪であることは確定しています」と繰り返し、「別段、裁判所も急ぐわけではないので、むしろじっくりと精神科医に鑑定してもらって、どんな治療がふさわしいか考えて、裁判所も量刑を言い渡したいということだと思います」と見解を示した。

 量刑は銀行詐欺の罪が最大30年、虚偽の納税申告の罪が最大3年。足すと最大で33年になる。水原被告は司法取引で罪を認めており、清原氏は「MAX33年ですけど、実際に言い渡されるのは禁錮にして5年前後だと思います」と予測。ギャンブルによる借金返済のため、大谷の口座から約1659万ドル(約23億8500万円)を盗み、スポーツ賭博の胴元側に不正に送金したとされる。清原氏は「一生かけてでも、一生働いてでも、少しでも返さなくてはいけないということで、お金はしっかりと最後まで返す義務がある」と解説した。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください