大の里に「ゴーゴーカレー」から化粧まわし贈呈 「ちょんまげ大関」もついに卒業？ 新スタイルで初場所へ

＜大の里　化粧まわし　贈呈式＞化粧まわしとともにゴーゴーカレーをおくられた大の里（左は株式会社ゴーゴーカレーグループの西畑誠CEO兼代表取締役社長）（撮影・西海健太郎）

　大相撲の大関・大の里（24＝二所ノ関部屋）が8日、茨城県阿見町の同部屋で金沢カレーを全国でチェーン展開する「ゴーゴーカレーグループ」（本社・金沢市）から化粧まわしを贈呈された。能登半島地震および奥能登豪雨で大きな被害を受けた被災地を支援する同社のプロジェクトの一環でまわしには象徴の「ゴリラ」がデザインされた。

　大の里がゴリラのように強さと優しさを兼ね備え、さらなる活躍を遂げること、能登半島に元気と勇気を与え続けてほしいという願いが込められている。大の里は「土俵からも勇気を届けていきたい。化粧まわしを着けたからにはもっと上を目指して頑張りたい」と大相撲初場所（12日初日、東京・両国国技館）での奮闘を誓った。

　これまでは髪の長さが出世に追いつかず「ちょんまげ大関」のまま。今もまだ見通しが難しい状況だが、11日の優勝額贈呈式ではついに「大銀杏（おおいちょう）」が披露される可能性もあるという。初場所ではゴリラの化粧まわしとともに勇ましい大関が見られそうだ。