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阪神新人合同自主トレ 育成1位・工藤「結構寒がり」 育成2位・嶋村「凄く響いた」

スポニチアネックス / 2025年1月9日 5時18分

<阪神新人合同自主トレ>ダッシュを繰り返す(左から)川崎、工藤、佐野(撮影・大森 寛明)

 阪神の新人合同自主トレが8日、兵庫県西宮市の鳴尾浜球場でスタートした。

 ≪育成1位・工藤は寒さでセーブ≫

 育成ドラフト1位・工藤(四国・徳島)はまだエンジンを吹かさない。「初めて(ドラフト3位の)木下さんとキャッチボールしたんですけど、気を使っちゃって」と苦笑いした。生まれも育ちも高校までは秋田で、極寒の鳴尾浜球場でも平気かと思いきや、「結構寒がりなんで」と力をセーブ。虎風荘内では同僚とのコミュニケーションに集中している。「(年齢は)今朝丸だけ少し下ですけど、あとは1、2歳離れているだけなんで。みんなとの仲を深めていきたい」。グラウンドではライバルでも切磋琢磨(せっさたくま)する間柄だ。

 ≪育成2位・嶋村は訓示が響いた≫

 育成ドラフト2位・嶋村(四国・高知)は闘争心を燃やしていた。「みんなに負けないようにしっかりやっていこうと思います」。この日は、同じ高知商出身の藤川監督が鳴尾浜球場を訪れて新人たちに訓示。憧れの先輩の言葉に「一つ一つの言葉に重みがある。凄く響きました」と感激の様子だった。新人合同自主トレ初日からハードなトレーニングで汗を流し、独立リーグ時代と比べて「(走る量は)何十倍も多い」と汗を拭った。

 ≪育成4位・川崎は青空に感激!!≫

 石川県輪島市出身の育成ドラフト4位・川崎(日本海・石川)が鳴尾浜の青空に感激しながらスタートした。「体も動いて、元気良くやれた。寒いけど、この時期の太陽は本当に偉大だと思った。日本海側はずっと雨か雪で、最近はこんな晴れなんか見たことがなかったから」と故郷を思いながら、野球ができる幸せを改めてかみしめた。内野の強化に向けても「監督が言われたようにキャッチボールの一球を大事にしたい。基礎をもっと磨く」と足元を見つめた。

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