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五木ひろし 改名から55年「ずっと同じキーで」 自身の歌唱の“原点”「なるべくそれを基本に」

スポニチアネックス / 2025年1月9日 15時31分

五木ひろし

 演歌歌手の五木ひろし(76)が8日放送のBSフジ「昭和歌謡パレード」(水曜後10・00)に出演。自らの歌唱の“原点”を明かす場面があった。

 五木は1965年、松山まさるの芸名で歌手デビュー。その後、一条英一、三谷謙と改名を繰り返し、1970年に「全日本歌謡選手権」に出場。グランドチャンピオンに輝き、“五木ひろし”として再デビュー。デビュー曲「よこはま・たそがれ」が大ヒットし、その後もヒット曲が続き、人気歌手の仲間入り。NHK紅白歌合戦にも1971年から50回連続出場を果たした。

 「全日本歌謡選手権」に「最後の勝負をかけた」という五木。審査員を務めていた作曲家の平尾昌晃さん、作詞家の山口洋子さんの名前を挙げ、「特に、山口洋子さんに目をかかていただいて、全部プロデュースをしてくれて、平尾さんとタッグを組んで、この歌(よこはま・たそがれ)が出来上がったんですけどね」と説明。「デモテープを聞いた時に、客観的に“面白い歌”だなと。“これは売れる歌じゃないかな”と思ったんですよ。今まで全くなかったタイプですから。おしゃれな詞におしゃれな曲なんですよ」と当時を振り返った。

 そんな名曲のレコーディングは「(2回で)もうOKが出ちゃったんですよ」と回顧。「自分の味を出そうとか、余計なことを考えずにやったことが良かったんですよ。私の原点はその時の『よこはま・たそがれ』なんですよ」と“原点”を明かした。

 「歌はレコーディングが一番いい、ステージで歌う時もそのことを忘れちゃいけない。それが常に原点にあるから、どんな歌を歌っていても、レコーディングした時のあの気持ち、多くの人に聞いてもらえるわけですから、やっぱり素直に歌うのが一番いいんですよ」と五木。「だから、ステージでもなるべくそれを基本に歌うようにしてるんです。キーも変えないし、テンポも変えないし、やってるわけですよ」と話した。

 五木ひろしとなって55年となるが、「ずっと同じキーで歌ってます」とキッパリ。「全然大丈夫です。それをやっていると大丈夫なんですよ」とさらり。「“今日はちょっとしんどいから半音下げよう”とか、それやっちゃうと、止まらなくなる。今度はもう半音さげようとかになっちゃう」とした。

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