菊池雄星 高校時代、恩師に怒られた衝撃エピソード披露 「マウンドに立つと僕、頑固なんで…」
スポニチアネックス / 2025年1月9日 18時20分
エンゼルスに移籍した菊池雄星投手(33)が9日、岩手県花巻市に完成した複合野球施設「King of the Hill(K.O.H)」で行われた「花巻市女子野球タウン認定調印式」に立会人として出席。トークセッションで恩師・佐々木洋監督(49)に怒られたエピソードを披露した。
花巻市は全日本女子野球連盟の「女子野球タウン」に全国で18番目、東北では初の認定を受けた。花巻市と花巻東女子硬式野球部との連携、及び「女子硬式野球イーハトーブはなまき大会」の開催実績が評価されたという。会場には菊池の花巻東の後輩にあたるドジャース・大谷翔平からも花束が届き、華やかな雰囲気で行われ、菊池は調印式の中で立会人としてあいさつした。その後、巨人・長嶋茂雄終身名誉監督の次女でスポーツキャスターの長島三奈さんらとトークセッションを行った。
野球部員からの質問コーナーで、佐々木監督から怒られたことについて聞かれた菊池。「あまり言えないんです。3つくらいポーンって出てくるけど、この場では…」と苦笑い。しかし、後輩たちのために2つのエピソードを明かした。
「マウンドに立つと僕、世界に入っちゃう、頑固なんですね。こうしたいとか」と菊池。「2回連続で伝令が来たんですよ、監督さんから。練習試合の9回のピンチで。2回はないだろうと。2回目、帰したんです、伝令いらないって」と衝撃の出来事を告白。そして、「そのあとヤバかったです」と爆笑。「(試合に)ガッと入ってって集中してるんで、来んなって感じで帰したんですけど。伝令に来たやつもサードのライン上でどっちに行けばって迷ってました」と当時を回想した。
そして、次に明かしたのは体育祭での出来事だった。体育祭には不参加だったというが「バレーのサーブ打ってよって言われて。サーブを打ったのを監督さんに見られて。来週最後の甲子園予選始まるのに。めちゃくちゃ怒られて」と打ち明けた。
佐々木監督から「雄星と日本一になりたいと思って最後の大会に臨むと。このサーブ一本でケガしたら俺は泣いて戦えない」と言われたといい、「これは良い話です」とうなずいた。「ただ、僕はサーブ打つ気はなかった」と振り返り、担任の先生から出場を懇願されていたことも笑いながら明かしていた。
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