ロッテ藤岡 OPS「8割以上を目指す」 徳之島で近藤健介と合同自主トレ

ロッテ・藤岡はソフトバンク・近藤（左）と自主トレに励む（球団提供）　

　ロッテの藤岡裕大内野手（31）が9日、鹿児島・徳之島で同学年のソフトバンク・近藤健介（31）らとの合同自主トレを公開した。

　近藤との自主トレは今年で5度目。誕生日も藤岡の8月8日で、8月9日の近藤とは1日違いとあり「彼の向上心に引っ張られて、自分もいろいろなことに挑戦できている。打撃も凄く見てくれてアドバイスしてくれる。年々少しずつ良くなってきてるなと実感しています」と感謝した。

　近藤は昨季OPS（出塁率＋長打率）が・960でリーグトップ。最高の手本を前に、藤岡は「打率よりも出塁率と長打率は大事にしていきたい。OPSは・800以上を目指す」と昨季の・707からの上積みを目指す。

　今季はゴールデン・グラブ賞3度受賞の中村奨吾内野手（32）が三塁から二塁への再転向を志願。遊撃から二塁転向2年目の藤岡は故障などの影響で昨季90試合の出場にとどまったが「誰が来ても競争は常にある。全試合出たい」と決意を明かした。