紅ゆずる 部屋を汚くして役作り「役につながれば」 主演舞台「FOLKER」公開舞台稽古

舞台をアピールする（左から）内場勝則、楠見薫、東風万智子、小島聖、紅ゆずる、遠藤久美子、大路恵美、後藤ひろひと氏

　元宝塚歌劇団星組トップスターで女優の紅ゆずる（年齢非公表）が9日、都内で主演舞台「FOLKER」（2月14日初日、大阪・堂島リバーフォーラム）の公開舞台稽古と取材会を行った。

　女子刑務所の死刑囚たちが更生プログラムのフォークダンスコンテストに出場する群像劇で、25年ぶりの再演。

　紅はすさんでいるが、だんだんと仲間に心を開いていく主人公を演じる。

　普段はきれい好きだが、役作りのため部屋をあえて汚したことを告白。「美しさとかは全くいらない役。汚いと思うストレスの一つ一つが役につながれば」と苦労を語った。