雄星生んだ花巻市が女子野球の聖地に 東北で初の認定「女子野球タウン調印式」に立会人として出席
スポニチアネックス / 2025年1月10日 3時3分
エンゼルス・菊池雄星投手(33)が9日、岩手県花巻市で自身がプロデュースする複合野球施設「King of the Hill(K・O・H)」で行われた「花巻市女子野球タウン認定調印式」に立会人として出席した。
同市は全日本女子野球連盟の「女子野球タウン」に全国で18番目、東北で初の認定。母校の花巻東の後輩であるドジャース・大谷からも花束が届いた。女子野球の普及も願う菊池は「野球が好きなお母さんが増えれば興味を持つ子供も増える。女子野球の発展が野球人口増加の鍵」と熱弁。式典に参加した母校の女子野球部員にエールを求められ「昨夏に全国準優勝なので男子より先に日本一になるかも。互いに高め合って男女同時に日本一になってほしい」と期待した。
部員からの質問コーナーでは「(高校時代に)佐々木監督に怒られたことは?」と問われ「試合で伝令を2回連続で出されて腹が立ち、伝令をベンチに返したことがあった。その時はめちゃくちゃ怒られた」と秘話も明かした菊池。大谷が23年まで所属したエ軍で再出発する左腕が、地元で英気を養った。 (小林 伊織)
≪高校恩師佐々木監督参加 女子野球部の存在が刺激≫
式典には菊池、大谷の恩師で、花巻東の男子硬式野球部の佐々木洋監督も参加した。「女子は決勝にもう3回も行っているので、男子も負けないように頑張りたい」と女子野球部の存在に刺激を受けていることを明かし、その活躍の影響力の大きさを強調しながら「お互いが刺激し合って、いい相乗効果が生まれている」と言葉に力を込めた。
≪ゲスト長島三奈さんが公表 父・茂雄氏 財団法人を設立≫
トークショーのゲストとして参加した長島三奈さんは23年春に、父・長嶋茂雄氏(巨人終身名誉監督)が「長嶋茂雄一般財団法人」を設立したことを公表。「今はなかなかグラウンドに足を運んで選手を応援できないけど、少年から女子野球もいろいろなスポーツを応援したいと思っていた」と思いを代弁した。日頃から父には「女子選手たちは野球も上手」と女子野球の魅力を語っていたという。昨夏の「第2回みちのくコカ・コーラ杯女子硬式野球イーハトーブはなまき大会」では「長嶋茂雄MVP」も創設するなど女子野球の発展に貢献している。
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