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ソフトバンク ドラ2庄子「将来こういう選手になりたい」鳥谷敬氏から刺激受けポスト今宮に

スポニチアネックス / 2025年1月12日 6時2分

ダッシュするソフトバンク・庄子(撮影・岡田 丈靖)

 ソフトバンクのドラフト2位・庄子雄大内野手(22=神奈川大)が11日、レジェンドの言葉を胸にプロでの飛躍を誓った。阪神、ロッテで活躍し、前日10日の新人研修会で講演した鳥谷敬氏(42)の時間を無駄にしなかった姿勢に感銘を受けた即戦力ルーキー。この日の新人合同自主トレでは最先端打撃マシンを相手に苦戦したが、充実した施設と時間を有効に活用して、ポスト今宮の座をつかみにいく。

 期待の即戦力ルーキーがレジェンドの言葉に刺激を受け、「自分も将来こういう選手になりたいという目標ができました」と目を輝かせた。

 前日10日、庄子ら新人選手は都内で行われた新人研修会に参加した。OB講師として登壇したのが、同じ右投げ左打ちの遊撃手で名球会入りした鳥谷氏だった。「全体練習以外の時間で、どう野球につなげるかを大事にしていたと言われていた。こういう素晴らしい施設がある。しっかり活用して“ショートといえば庄子”と言ってもらえる選手になりたいです」。タマスタ筑後の最先端設備を存分に生かし、レベルアップすると誓った。

 第2クール初日のこの日、本格的な打撃練習がスタートした。支配下の新人選手では庄子だけが「トラジェクトアーク」と対峙(たいじ)した。リース料は3年で約1億円といわれ、実在の投手の球種や球質を完璧に再現できるAI打撃マシンだ。対戦相手は23年に10勝を挙げているロッテの種市。プロの投手との“初対戦”は悔しい結果に終わった。

 球種は直球のみだったが、トラジェクトアークは初体験で感覚がつかめず、立ち位置が少しズレていたこともあり大苦戦した。「マシンですけど伸びだったり強さは感じました」。見逃しを除いて初球から9球連続で空振りするなど、最速151・6キロの剛球を前に18球で安打性1本に抑えられた。もちろん修正し、次へしっかりと生かしていく。「このマシンが打てるようになれば、通用するのかなと思うので。まずは対マシンで対応できるようにやっていきたい」と語った。

 トラジェクトアークは自主的に使用することもできる。「(筑後の)設備は日本一と聞いている。生かすも殺すも自分次第と城島さん(CBO)も言われていた。しっかり活用していきたいなと思います」。俊足が売りの鷹のドラ2が目指すはポスト今宮。少しの時間も無駄にせず高い目標へ前進する。 (木下 大一)

 ▽トラジェクトアーク 特定の投手の球種を同じ球速、同じ回転率、同じ縦横の曲がり幅で再現し、打者がそれを打って練習する。マシンの前にはスクリーンがあり、等身大の投手の映像が出て、同じリリースポイントからボールが飛び出してくる。メジャーで多くの球団が導入していて、ドジャースの大谷も活用している。

 ≪ドラ1泰斗も気持ち新たに≫

 H…ドラフト1位の村上(神戸弘陵)が気持ちも新たに合同自主トレ第2クールに臨んだ。前日の新人研修会で野球殿堂博物館を見学した際、飾られたレジェンドのレリーフを見て、プロ野球の伝統の重みなどを再認識したという。「改めて凄い世界に入ったんだなと気が引き締まったし、ワクワクした気持ちになりました」と話した。

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