浜田敬子氏 中居正広トラブル報道、メディアに「ジャニーズ問題に直面して検証したはず。その反省が…」

東京・赤坂のTBS社屋

　フリージャーナリストの浜田敬子氏が12日、TBS「サンデーモーニング」（日曜前8・00）に出演。タレント・中居正広（52）の女性とのトラブル報道について言及した。

　中居は今月9日に公式サイトで「お詫び」と題して声明を公表。「トラブルがあったことは事実」と認めた上で、「このトラブルにおいて、一部報道にあるような手を上げる等の暴力は一切ございません」と一部報道を否定。「なお、示談が成立したことにより、今後の芸能活動においても支障なく続けられることになりました」と記した。

　浜田氏は「この問題が週刊誌報道で明らかになって以降、民放各局は説明をせず中居氏の出演をカットしたり番組を差し替えたりしています。なぜ差し替えるのかということの説明もなくするのは、私はおかしいと思っています」と指摘。

　そして、「少なくとも自社で明らかになるまで調査をしますとか、ちゃんと議論をしますというような説明もなく、黙ってことなかれ主義のようにやってしまうということに非常に問題を感じていて、テレビ各局はですね、テレビだけでなくメディア界全体はこの数年ジャニーズ問題に直面して検証したはず。その反省が生かされているのかということを感じました」と自身の考えを述べた。

　中居のトラブルについては9日のTBSの情報番組「THE　TIME，」（月～金曜前5・20）が民放キー局で初めて報道。トピックニュースを扱うコーナーで「中居正広さん出演番組　休止相次ぐ」の見出しが並び、メインキャスターを務める安住紳一郎アナウンサーが「週刊文春の記事などで女性とトラブルがあったのではと報じられている中居正広さんですが、出演番組に影響が出ています」と伝えた。

　スポニチ本紙の取材では、トラブルは23年6月、中居と女性が2人で食事した後に発生した。女性はそこで「性被害に遭った」と主張する内容を勤務先に報告。その後、中居は代理人を立てて話し合い、慰謝料を含めた8000万～9000万円の示談金を支払って解決している。当時女性は中居の仕事先である会社に勤務していた。