平田憲聖はパープレーで16位 首位と4打差で最終日へ 米男子ゴルフ ソニー・オープン

17番でパットの行方を見守る平田憲聖（AP）

　◇米男子ゴルフツアー　ソニー・オープン第3日（2025年1月11日　ハワイ州　ワイアラエCC＝7044ヤード、パー70）

　首位と1打差の3位から出た平田憲聖（24＝ELECOM）は1バーディー、1ボギーの70で回り、通算9アンダーの16位に後退した。首位と4打差で最終日に臨む。

　米ツアー初優勝を狙う平田はパトリック・フィッシュバーン（米国）、デニー・マッカーシー（米国）とともに最終組でスタート。8番までパーを並べて、9番パー5で2オンに成功。11メートルから2パットで初バーディーを奪った。

　しかし13番で初ボギーを叩く。第2打がグリーンに届かず、花道からのアプローチも寄せ切れず、2・5メートルのパーパットがわずかに外れた。

　最終18番パー5は第2打がグリーン左のバンカーに入り、アプローチが4メートルオーバー。バーディーパットを決めきれずパー。チャンスにパットがカップに嫌われる場面が多く、パープレーでホールアウトした。

　平田は昨季、日本ツアーで4勝を挙げて賞金ランク2位となった。先月の米ツアー最終予選会では8位となり、5位までに付与される今季出場権を2打差で逃した。今季は米下部ツアーを主戦場とする意向を表明しているが、今大会で優勝すれば出場権が手に入る。