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昨年12月にがん手術の「GTO」出演女優 「人工授精に興味」発言の真意説明「奇跡なのではないかと」

スポニチアネックス / 2025年1月12日 11時39分

希良梨公式インスタグラム(kigod23)から

 女優の希良梨(きらり、44)が11日、自身のインスタグラムを更新。昨年12月に受けたがんの手術について言及した。

 「私の癌の手術で、病院の検診の際も、特別室に入った時も誰もが子宮は残ると、絶対に言わなかった。どちらかと言うと、私は開腹手術だったので、お腹を切るから、私が麻酔をして眠っている間に、手術前の最後の相談室での会話は、お腹を開けたときの癌の大きさや広がりによって、子宮摘出するかどうかの判断を 担当医師、そして私の母親にどうするか答えの決定権を委ねられていました」と説明。「私は、7時間の手術を終え、手術の2日後に やっと目を覚ましたときには、もうてっきり子宮はもう無いものだと思って 呆然としていたことを今でも覚えています」とつづった。

 「目を覚ました後、担当医の先生方がいらっしゃって、奇跡の言葉を 私に、おっしゃいました。『子宮を綺麗な状態で残すために精一杯の手術を、長い時間がかかりましたが、こちらもがんばりましたよ。』…と」と希良梨。「そのお話の内容をおっしゃったときには、まさか誰も想像してなかった結果がやってきて 正直、びっくりと言うよりは、信じられない、そんなことは今まで誰も残すとは言わなかった。誰1人。それが、奇跡なのではないかと 今では1人、まだ不思議な気持ちでずっと引きずりながら、日々を暮らしています」とした。

 「でも 全て取ってしまえば、転移は今後絶対にしない 嬉しいような…不安なような…」と複雑な心境も吐露。「喜ばなきゃいけないはずなのに、何か私は直感で、また次に大きな任務がやってくるんじゃないかと、勝手に何かを感じていました」とも明かした。

 「二日目は覚まさなかった間に見た夢を思い出して、その夢は、まるで子宮の中にいるような水の中にいるようなそんなような夢の中で、なかなか目が覚めずにいて、今思えば、担当医の先生方は、看護婦さん達、麻酔科の先生方、すべてに関わる方たちは私にとっての人の形をした天使、だったのかもしれませんね」とし、「誰も予想にしてなかった結果に、周りからはきっともっと喜びなよって、もう終わったんだからって、そう思われていると思いますが、自分の心の声は、自分が一番知っている。だから、自分を大切に、周りにどう思われるのではなく、それを気にするのではなく、自分の心の思うままに、感じるままに、自分のペースで良い。正直で良い」と記した。

 「それは経験した当事者にしかわからない思いがあることを 誰に押し付けるわけでもなく かといって、何にも言わないわけでもなく きちんと説明をしておきたかった。ただ、それは何が起こったかと言うと『奇跡』が起こってしまったんだよ と言うしか、他の言葉が私には見つからなかった」と希良梨。「でも最近は、身体もメンタルも日に日に落ち着いてきて元気に過ごせています」としたうで「この説明をしないで、急に人工授精のお話をしたのは 順番が間違っているんじゃないかと思ってこちらに記録しておきます。人にどう思われてもいいんです。私は何でも。よくも悪くもなので、学びですね笑」と以前の投稿で、「実は、人工授精に興味があります。でも、きちんと大人の階段は必ず登ってゆく」と告白したことの真意を説明した。

 「院してからしばらく経ちましたが 2025年にもなり、新しい年になり 皆さんが私をずっとずっと温かく見守ってくださっている安心感が私を救い支えてくれました。皆んなの存在感は私のモチベーションです」などとつづった。

 希良梨は、1998年に「GTO」に出演。中心生徒を演じ、ショートカットが似合う端正なビジュアルで一躍脚光を浴びていた。しかし、人気絶頂時の2000年に子宮頸(けい)がんに罹患したことをきっかけに活動休止。2004年からは活動の拠点を台湾に移した。その後台湾人男性と国際結婚し、09年に男児を出産。15年に芸能活動再開を正式に発表したが、メキシコで生活。現在は帰国している。

 昨年9月に自身のSNSでがんに罹患したことを公表し、同12月に手術を受けた。さらに、年明けには同じ生年月日の実業家の日本人男性の恋人の存在を公表した。

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