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京都が3年ぶり19度目の日本一!アンカー川村「京都に生まれて良かった」区間賞4つでライバル圧倒

スポニチアネックス / 2025年1月12日 14時47分

優勝した京都チームのアンカー・川村楓(撮影・井垣 忠夫)

 ◇都道府県対抗女子駅伝(2025年1月12日 たけびしスタジアム京都発着の9区間42・195キロ)

 京都が22年大会以来、3年ぶり19度目の優勝を飾った。タイムは2時間15分26秒(速報値)だった。

 1区の中地こころ(立命大)が4位で発進すると、2区の佐藤ゆあ(立命館宇治高)で首位に浮上。3区の南村京伽(南城陽中)もトップを守ると、2位・大阪との差を7秒として4区に入った。

 4区の山本釉未(立命大)は序盤から快調にピッチを刻んで後続を突き放し、2位との差を29秒に広げて5区へ。芦田和佳(立命館宇治高)、6区の村松灯(立命大)もきっちり首位をキープ。7区の大西桃花(立命館宇治高)、8区の木下彩英(京都光華中)も力走を披露し、アンカー9区の川村楓(岩谷産業)に託した。

 川村は2位の大阪と1分15秒差でスタート。序盤からスピードに乗り、中間点では兵庫の田中希実(ニューバランス)、長崎の広中璃梨佳(日本郵政グループ)を上回るペース。最後までピッチは衰えず、歓喜のゴールにたどりついた。4、5、7、9区で区間賞を獲得してライバルを圧倒した。

 川村は大阪陸協の所属だが、ふるさと制度で出身地の京都で優勝に貢献。「京都に生まれて良かった」と笑みを浮かべていた。

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