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【全豪OP】逆転初戦突破の錦織「負けをかなり覚悟した」 最終セットはフラフラも「声援が押してくれた」

スポニチアネックス / 2025年1月12日 15時44分

逆転勝ちの錦織は両腕を突き上げる(AP)

 ◇全豪オープンテニス第1日(2025年1月12日 メルボルン)

 男子シングルス1回戦が行われ、4年ぶりに出場した世界ランキング74位の錦織圭(35=ユニクロ)は予選勝者の同106位チアゴ・モンテイロ(30=ブラジル)に4-6、6(4)-7、7-5、6-2、6-3で逆転勝ちし、初戦を突破した。全豪での勝利は8強入りした19年以来6年ぶり。第3セット第10ゲームで2度のマッチポイントをしのいで息を吹き返し、4時間6分の熱戦を制した。全豪オープンでフルセットの試合は通算8勝1敗と、タフゲームでの強さを証明した。

 試合後のWOWOWとのインタビューは以下のとおり。

 ――4年ぶりの1勝。

 「いまもまだ実感がないですね。途中というか半分以上、彼のプレーが良くて、自分もちょっと当たってなくて負けをかなり覚悟していた。3セット目を取ってから、やっとリターンも合うようになった」

 ――マッチポイントの場面。

 「相手が良かったので、自分がめちゃくちゃ悪いというわけではなかった。覚悟はしましたね。彼が良かったかなと思った瞬間もあったので。でも、最後まで1本1本と、マッチポイントのゲームをキープできたのがよかった」

 ――タフだった第5セット。

 「先にブレークできたのは大きかったですね。最初は彼のサーブが良くて、それが少しずつ落ちていって、こっちにチャンスが来て、セカンドサーブで攻められてプレッシャーをかけられたと思います」

 ――会場の雰囲気。

 「めちゃめちゃ楽しかったですね。最後までお客さんの声援が押してくれたところもあったので。もうろうとして、ファイナルセットは自分の気持ちが落ちて、エネルギーが沸いてこなかったので、あそこで粘れたのは満員のお客さんの声援もあったかもしれない」

 ――2回戦へ

 「確実にちょっと休みたい。体のリカバリーが先決かなと思います。かなり疲れも出ているので」

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