ゆたぼん ボクシング2戦目は3回TKO負けも「自分の一番好きなもの」今後もアマチュア継続へ
スポニチアネックス / 2025年1月12日 17時18分
「青年革命家」改め「冒険家」を名乗るユーチューバー“ゆたぼん”こと中村逞珂(ゆたか、16=オキナワ)が12日、東京・後楽園ホールで行われたボクシング「第1回井上尚弥杯ジュニア・チャンピオンズリーグ(JCL)国際親善大会」のU―18男子バンタム級に出場。公式戦2戦目で3回12秒TKO負けを喫した。
立ち上がりから、体格で勝る相手の攻撃をバックステップでかわしながら距離をとったが、1回に強烈なワンツーを浴びてスタンディングダウンを奪われた。2回にも再びダウンを喫し、3回にはコーナーで相手の猛攻を受けたところでレフェリーが試合をストップ。「相手は凄くパンチ力もあってきつかった。悔しいです」と完敗に肩を落とした。
今大会にはライトフライ級での出場を希望したが、同階級の相手が不在だったため主戦場より上のバンタム級での出場を強いられた。「相手がいなかったので仲里会長にも今回はパスしていいんじゃないか、と言われた。でも第1回の井上尚弥杯だったので出たかった」と強行出場の理由を明かした。
22年12月に亀田興毅氏が主催するボクシングの興行でボクサーとしてデビュー。現在は通信制の日本航空高校の1年生で、小4で移住した沖縄県で週6日ボクシングの練習をこなしている。将来のプロ入りも見据えながら、大学でもアマチュアボクシングを継続する意向で「ボクシングが楽しくなかったら絶対にやっていない。YouTubeもそうだが、今楽しいと思えているからできている。僕の一番の趣味というか、一番好きなもの」と胸を張った。
今後はJCL予選などで経験を積んでいく考えも明かし「この悔しさをバネに、もっともっと強くなろうと思いました」と視線を上げた。
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