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タイブレーク制、ピッチクロック、DH制…日本のプロ野球が決断し切れない原因を小林至氏が解説

スポニチアネックス / 2025年1月12日 18時9分

プロ野球オーナー会議の様子

 東大卒の元ロッテ投手で、現桜美林大教授の小林至氏(56)が自身のYouTube「小林至のマネーボール」を更新。日本のプロ野球がなかなかモノを決められない理由を説明した。

 タイブレーク制、ピッチクロック、セ・リーグのDH制…。

 検討はされてきたがなかなか導入するかどうかが決まらない。

 今季から日本野球機構(NPB)でも2軍でタイブレーク制が導入される。

 小林氏は「(大リーグやアマ野球など)みんながやってるから重い腰を挙げた感じ」と前向きな導入ではないことを指摘した。

 NPBは「同床異夢の寄り合い所帯」と表現されるという。12球団の思惑があり、なかなかモノが決まらない。

 その原因を小林氏は「調整する人がいない」と指摘した。

 MLBではコミッショナーが調整役で「朝から晩まで30球団と電話している」と明かした。

 一方で、日本にもコミッショナーはいるが調整役ではなく権威の象徴。

 今回、2軍で導入が決まったタイブレーク制も高校野球の無死一、二塁か、MLBの無死二塁か、まだ決めかねているようだと説明した。

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