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小林至氏 NPBがピッチクロックを導入すべき理由を指摘 「若い人に愛想尽かされる」

スポニチアネックス / 2025年1月12日 18時44分

昨秋のプレミア12台湾戦では、早川が慣れないピッチクロックで違反を取られる場面も

 東大卒の元ロッテ投手で、現桜美林大教授の小林至氏(56)が自身のYouTube「小林至のマネーボール」を更新。日本野球機構(NPB)がピッチクロックを導入すべき理由を解説した。

 小林氏は「ピッチクロックは早くやった方がいい」と主張した。

 その背景にはNPBが共有すべきMLBが抱える危機感があった。

 MLBは野球の競争相手をNFL、NBA、NHLなど四大プロスポーツはもちろん、テレビゲームやスマートフォンなどあらゆるエンタメに設定。その中で野球が生き残るため、試合時間を「2時間半」に設定した。

 それを実現しなければ「野球は若い人に愛想尽かされる」と危機感を持って、2023年からピッチクロックを導入し、成功した。

 野球は間のスポーツという意見もあるが「プロ野球の興行は将棋じゃないからスピードとスリルとパワー」で勝負すべきと主張した。

 NPBは導入を先送りにするため「ビールが売れなくなる」「米国のコピーじゃない」などやらない理由ばかり考えていると指摘。

 小林氏は「私も日本の球界にいたので気持ちは分かるんですけど、つまらない意地張らないでやった方がいい。野球の本場は米国なので、従う方がいい」と私見を述べた。

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