1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. 野球

ソフトバンク・今宮 出塁率アップで“生涯遊撃手”へ「どこまでできるか挑戦していきたい」

スポニチアネックス / 2025年1月13日 5時0分

笑顔でダッシュするソフトバンク・今宮(右は楽天・村林)(撮影・岡田 丈靖)

 ソフトバンクの今宮健太内野手(33)が12日、福岡・宮若市での自主トレを公開。「生涯遊撃手」を改めて強調し、“いぶし銀”の打撃に深みを加えることを目標に掲げた。昨季はベストナインに返り咲き。今季、目指すのは出塁率のアップだ。出塁率・350と具体的な数字も打ち出した。チームの攻守の要となり日本一奪回を果たす原動力となる。

 34歳シーズンを迎えるソフトバンクの今宮が、寒空の下で自主トレを公開。チームメートの海野、野村や楽天・村林らと午前中は守備練習、午後は室内練習場で約2時間半、みっちりとバットを振り込んだ。

 「ショート以外で僕は需要があるかといわれれば正直ないと思う。どこまでできるか挑戦していきたい」。生涯遊撃手を胸に“いぶし銀”の打撃に深みを加えていく考えだ。

 「僕のやることは塁に出ること、犠牲になること。(打球は)飛ばなくていい。外野の前に落ちればいい」。パンチ力のある打撃も特徴だが、今季は打率3割に加えて出塁率アップも目標。「四球にはこだわりたい。1球でも多く投げさせて出塁率でいえば3割5分というところを目指していければ」と22年に一度だけクリア(・352)した数字に狙いを定めた。

 小久保監督の言葉がきっかけとなった。昨年2月末に行われた初の対外試合。ビハインドの展開で2番打者として四球を選び中軸につなぐと、そこからチームは逆転に成功した。指揮官から「今日のポイントは今宮。あの四球が光った」と称えられた。

 「僕はこのようにやっていけばいいんだと気付かされた。そこからスタートした」。昨季はベストナインに返り咲き。攻守の要としてリーグ優勝に大きく貢献した。今季はさらに“つなぎ役”としての仕事を極めていく。

 プロ16年目を迎え、現在、パ・リーグでは遊撃手として歴代最多1575試合の出場数を誇る。球界屈指の守備は健在だ。あくまで遊撃手1本で突き進み、巨人・坂本の持つ2046試合の日本記録を追い求めていく。

 (木下 大一)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください