“危機”救った!クリスタルパレス指揮官 決勝点に絡んだ鎌田を絶賛「非常に良かった」

ストックポート戦に勝利し、エンケティア（9番）と握手するクリスタルパレスのグラスナー監督（右）（ロイター）

　◇FA杯3回戦　クリスタルパレス1ー0ストックポート（2025年1月12日　ロンドン）

　クリスタルパレスは12日、英3部ストックポートとのFA杯3回戦に1ー0と勝利。21ー22シーズン以来3大会ぶりとなる4回戦進出を決め、オリバー・グラスナー監督(50)は「今週は多くの選手が体調を崩していたなかで次のラウンドに進むことができて良かった」と喜んだ。

　チームは先日のチェルシー戦から先発メンバー5人を変更。今週は体調不良のため練習を休む選手が続出。FWマテタ、DFミッチェル、DFラクロワら主力は無事ベンチ入りするもこの日は出番なし。正守護神GKヘンダーソンはベンチ外となった。

　苦しいチーム状況のなかでMF鎌田が公式戦4試合ぶりにスタメン起用。開始4分で先制ゴールに絡むなど、今季公式戦3度目のフル出場を果たし勝利に貢献した。

　グラスナー監督は試合後「仕事は完了した。多くの選手が体調を崩していたなかで本当によく守った。全体的には無失点で次のラウンドに進むことができて良かった。スタジアムの雰囲気は素晴らしく、サポーターの素晴らしいサポートにも感謝してます」とコメント。鎌田については「ダイチは多くの時間プレーしてくれたし、今日は非常に良いプレーだった」と絶賛した。

　また、後半ファインセーブでチームを救ったGKターナーにも触れ「彼は良い練習をしており、練習にとても熱心に取り組んでいた。我々はミスをしてしまったが彼がいてくれた。なので賛辞と称賛を贈りたい」と感謝していた。