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【ラグビー大学選手権】帝京大V4!対抗戦で敗れた早大にリベンジ 青木主将「何度も負けたくなかった」

スポニチアネックス / 2025年1月13日 15時0分

<早大・帝京大>優勝し、控え部員たちの元へ走る青木(中央)ら帝京大フィフティーン(撮影・吉田 剛)

 ◇ラグビー全国大学選手権 決勝 帝京大 33―15 早大(2025年1月13日 東京・秩父宮ラグビー場)

 関東大学対抗戦2位の帝京大は同1位の早大を33―15で破り、4大会連続13度目の優勝を果たした。優勝回数13回は、明大と並ぶ2位タイに浮上(最多は早大の16回)。09~17年には前人未踏の9連覇を達成した帝京大が、名実ともに2度目の黄金期に突入した。

 帝京大のキックオフで始まった試合は、早大側の蹴り返しをFB小村真也(4年)がノックオン。開始わずか1分で、勝敗の鍵を握るファーストスクラムが組まれた。一度目は両チームの息が合わず、組み直しとなった2回目、早大がわずかに前に出たかに見えたが16人の塊が回転すると、レフェリーは早大のペナルティーと判定。帝京大FW陣は雄叫びを上げて喜んだ。

 これで序盤の主導権を握った帝京大は前半5分、中盤から攻撃を開始すると、右エッジでFL青木恵斗主将(4年)が相手のSO服部亮太(1年)をはね飛ばす突進を見せて大きくゲイン。最後はPR森山飛翔(2年)がトライゾーンに飛び込み、先制トライを挙げた。7分後にはゴール前のフリーキックからラックを重ね、最後は青木がフィジカルを生かして中央突破。コンバージョンゴールも決まり、14―0とリードを広げた。

 その後2トライを返され、わずか2点のリードで始まった後半は開始直後に自陣でペナルティーを犯すと、PGを決められ14―15に。この試合で初めてリードを許す形となったが、すぐに反撃に出る。TMOで一度はトライを取り消された直後の後半5分、5メートルペナルティーでタップスタートすると、青木の突進でトライゾーンに迫り、最後はLO本橋拓馬(4年)がねじ込みトライ。逆転に成功した。

 後半27分にはLOカイサ・ダウナカマカマ(2年)、同37分には日隈太陽(3年)にもトライが生まれて勝負あり。1万9035人の観衆で埋まった秩父宮で、再び赤い旋風が吹き荒れた。

 ▼帝京大・青木主将 (対抗戦の)11月3日に早大に負けて自分たちの弱さが分かった。同じ相手に何度も負けたくなかったし、相手には(桐蔭学園で同期の)佐藤健次もいたので、チームとしても個人としても勝ちたかった。自分が一番体を張ろうと思って80分間プレーした。(高校から6年連続日本一、うれし涙)

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