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パックン 山火事被害めぐるトランプ氏発言に苦言「ファクトチェックされている」「政治的にはやめて」

スポニチアネックス / 2025年1月13日 19時12分

パックンこと、パトリック・ハーラン

 お笑いコンビ「パックンマックン」のパックンことパトリック・ハーラン(54)が13日、フジテレビ系「Live News イット!」(月~金曜後3・45)にスペシャルキャスターとして生出演し、米ロサンゼルス近郊で発生した山火事被害をめぐるドナルド・トランプ次期大統領のSNS投稿に苦言を呈した。

 火災は強風によってさらなる広がりを見せており、ロサンゼルスの高級住宅街などが焼失。死者は少なくとも24人に上っている。

 こうした事態を受け、トランプ氏は自身のSNSに、「無能な政治家たちはどうやって火を消すのかまったく分かっていない」などと、カリフォルニア州のニューサム知事を批判するコメントを投稿。また、トランプ氏が進めようとした同州内のダム建設に同知事が反対したこともあり、「知事がスメルト(ワカサギの一種)という本質的に価値のない魚を、水の量を減らすことによって保護したかった。意味はなかった」などと、消火活動への影響指摘するような発言もあった。ニューサム知事は次の大統領選への出馬が取り沙汰され、トランプ氏との対決姿勢も表面化している。

 こうした発言の真偽について、パックンは「発言はもうファクトチェックされているんですよ」と指摘した。「当局いわく、ロサンゼルスの貯水湖の貯水量が、歴史的な高水なんですよ。水は足りているんですけど、複数の消火栓を開けっぱなしにしているし、住民はスプリンクラーかホースで消火活動しているため、水を運ぶパイプは限度量を超えている」と説明。「州知事の政策一つでこうなったわけではない。政治的にはやめて欲しいと申し上げます」と自身の思いを口にした。

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