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【ラグビー大学選手権】早大・佐藤主将「主将以外は勝っていた」敗戦の全責任背負い号泣

スポニチアネックス / 2025年1月13日 20時32分

<早大・帝京大>表彰式で並びながら顔を覆う早大・佐藤主将(撮影・篠原岳夫)

 ◇ラグビー全国大学選手権決勝 早大15―33帝京大(2025年1月13日 東京・秩父宮ラグビー場)

 対抗戦優勝の早大は同2位の帝京大に15―33(前半12―14)で敗れ、5大会ぶり17度目の優勝を逃した。

 勝敗の鍵を握ったファーストスクラムでペナルティーを取られ、後半に一度は逆転したものの力及ばず。HO佐藤健次主将(4年)は「自分たちが持っている力は全部出した。帝京の方が勝つ執念が上だった」と肩を落とした。

 神奈川・桐蔭学園高時代は帝京大主将のFL青木恵斗とともに2、3年で全国大会連覇に貢献。早大でも1年からレギュラーを張り、2年でフッカーに転向した。昨春には日本代表を経験し、トップレベルのスクラムのノウハウをチームにも還元。昨秋の対抗戦ではスクラムを制して試合も圧倒しただけに、「ヒットまでは良かったが。それ以降で崩れた。最初のスクラムでペナルティーを取ったら、僕たちの試合だったかも知れない。主将以外は勝っていた。本当に申し訳ない」と全責任を背負った。

 昨年度は準々決勝で京産大に大敗し、正月超えを果たせず。新チーム始動時は「本当に日本一を目指せるのか、半信半疑だった」と語る就任4年目の大田尾竜彦監督も、主将として1年間引っ張った佐藤には「やらないといけないことを体で示して、芯を通した。本当に日本一を目指せる段階まで来たのは、佐藤のおかげ。歴代でも本当に素晴らしい主将だと思う」と手放しで賛辞を贈った。

 すでに代表キャップを獲得している佐藤は、4月にはリーグワン1部のチームに入団する。青木とは別チームに加わる予定で、「リーグワンでやり返そうかなと思う」と宣言した。もちろん日本代表でも、本格的にさらなる高みへチャレンジすることになる。「今日の悔しさを忘れずに、27年(のW杯で)スタメンで出ます」と誓いを立てた。

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