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ソフトバンク小久保監督“サバイバル”ゴング 新加入3投手起用構想明かした

スポニチアネックス / 2025年1月14日 5時25分

プレゼントされたサングラスを手にする小久保監督(撮影・奥 調)

 ソフトバンクの小久保裕紀監督(53)が13日、バッテリーを巡る争いのゴングを鳴らした。新加入した上沢直之(30)上茶谷大河(28)、浜口遥大(29)の3投手をいずれも先発で起用する構想を明らかにし、2月の宮崎キャンプで競わせる方針を示した。さらに正捕手は白紙とし、猛アピールを求めた。この日は地元・和歌山市での激励会に出席し、リーグ2連覇と5年ぶりの日本一を誓った。

 新年初めて公の場に登場した小久保監督はオフに獲得した3投手について「倉野コーチとも話をして、3人ともに先発で準備をしてもらおうと考えています」と明言した。

 現役ドラフトで獲得した上茶谷、トレードで加入する左腕・浜口はリリーフ起用の可能性もあったが、先発候補とした。さらに通算70勝の実績がある上沢も獲得したが、先発入り当確ではなく競争させる。「(米球界挑戦は)プロ人生で挫折に近いかもしれないが今後に生きる。この経験を生かして頑張ってとは伝えた」。上沢から電話で連絡を受けて、激励したことも明かした。

 現時点で有原、モイネロ、スチュワートの先発枠入りが確定している。「あと3、4枚は必要。東浜あたりも本当に勝負の年。このままで終われないでしょう」と新婚の34歳右腕にもハッパをかけた。新戦力か、はたまた昨季からの戦力が枠を奪うか。2月の宮崎キャンプでのアピールに期待した。

 甲斐が巨人へFA移籍し、正捕手の確立も小久保ホークス2年目の重要課題だ。候補としては経験値が高い嶺井、昨季51試合に出場した海野、打力がある谷川原、渡辺らが挙がり、開幕までしっかり見極めていく。「固定できるのが理想だけど、始動してみないと分からない。ポジションは、本人で答えを出す問題。キャンプ、オープン戦で誰もが納得する数字、姿を」と求めた。

 約300人が詰めかけた激励会では今季のパ・リーグで和歌山県出身の監督3人が指揮することに触れ「歴史的にも面白いし和歌山も盛り上がる。今年こそ日本一を。いっぱい野球を見てください」と呼びかけた。ロッテ・吉井監督、新任の西武・西口監督はいずれも投手出身。小久保監督は野手出身だが、新人監督最多となる91勝を挙げた昨季から投手力の重要性を何度も口にしてきた。リーグ連覇、日本一奪回を目指す今季もバッテリーを中心としたチームづくりの方向性は変わらない。 (井上 満夫)

 《FA甲斐の補償 チームの意見を準備》H…小久保監督は巨人にFA移籍した甲斐の補償に関しても言及した。「まだ(球団とは)話をしてないし、リストも見ていない」。近日中にプロテクト名簿を確認し、フロントとはリモートでミーティングを行う予定。「聞かれたらこう答えようと準備はしていますよ」と現場サイドの意向をしっかり伝えたいと話した。

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