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巨人3位・荒巻 無類の勝負強さ誇る未来の4番候補

スポニチアネックス / 2025年1月14日 5時21分

長打力を磨いてきた荒巻

 【25年版球界新士録(1)巨人3位・荒巻悠内野手】 プロ野球12球団のルーキーたちは入寮し、新人研修を終えた。話題の新人選手を紹介する「25年版 球界新士録」。連載第1回は昨年4年ぶりのリーグ優勝を飾り、リーグ連覇、そして13年ぶりの日本一を目指す巨人から――

 一振りで球場を沸かせるための努力は誰よりも積んできた。だから荒巻は常に強気だ。

 「勝負強さも自分のストロングポイント。動じない心があるので、大舞台でも自信を持って打席に立ちたい」

 本塁打に魅了されるようになったのは祐誠(福岡)時代から。今でこそ1メートル84、93キロの立派な体格を誇るが、中学までは細身だった。転機は高校入学前の半年間。中3夏に最後の大会が終わると、運動量は減っても食欲が減ることはなく「たくさん食べてしまい勝手に増えていました」。体重は70キロから82キロへ増加し、身長も同じように1メートル70から1メートル77まで伸びた。小技が売りのタイプから一転、高校からは長距離打者として勝負していくことを心に決め、入学直後には「走塁を売りにするような選手にはなりません」と指導者に宣言していた。

 飛距離を伸ばすことを考え、打撃練習は自分なりに工夫した。ティー打撃はボールの真ん中やや下を捉えて回転をかけ、真上に上げる練習を繰り返した。ロングティーはワンバウンド目が真っすぐ転がることを理想とし「高校からこの練習で調子を見極めるようになりました」と試合前のルーティンになった。

 上武大3年秋、関東選手権で放った横浜スタジアムでの2打席連続本塁打をきっかけに注目を集め、プロ入りをつかんだ。「将来的には読売巨人軍の4番を目指してやっていきたい」。プロでも一振りで、スター選手への道を切り開く。 (村井 樹)

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