なるみ＆岡村、世に乱立するランキングに疑いの目「裏でお金が？」 直撃受けた協会長の回答とは

お笑いタレント・なるみ

　お笑いタレントのなるみ（52）が13日放送のABCテレビ「なるみ・岡村の過ぎるTV」（月曜後11・17）で、ランキングについて語った。

　この日は以前番組で取り上げた「金賞コロッケ」に続き、「金賞カレーパン」を調査。500近く乱立しているという「金賞」を掲げたカレーパンの魅力や賞獲得の仕組みなどを取り上げた。

　番組スタッフがパン店を取材すると、コンテストに出品して受賞したとの情報が。その主催者である日本カレーパン協会が2016年から開催しており、これまでに479個の「金賞カレーパン」を輩出していることが判明。スタッフは「裏でお金が動いているのでは？と岡村さんが思ってらっしゃる」と、番組MCの「ナインティナイン」岡村隆史の名前を出し、同協会会長を直撃した。

　すると会長は「シンプルにお金はマジで動いてないです。なんなら赤字じゃない？」と回答。協会では、プロ20名による審査を実施、毎年受賞作をまとめた冊子の他、賞状やトロフィー代、表彰式の費用を捻出しているという。

　また「スポンサー企業の商品を使用すると受賞出来る」という"噂"について、協会を応援する意向や自社製品をPRする目的で企業の協賛を得ており、企業との関係については「お金も動いてます」と肯定。企業側も「私達の商品を使ってカレーパンを作ってねという企画」で"スポンサー賞"を設定、「商品を使えばどの店も金賞を獲れるというわけではない」との説明に、番組は「金賞カレーパンはカレーパンを愛し過ぎる人達によるクリーンな賞だった」と結論づけた。

　VTRを受けて、進行役の同局・大石紗椰アナウンサーが「他に乱立し過ぎているもの」として、「ドラッグストアとかに行くと全部にシールが貼ってある。"クチコミ1位"とか」と化粧品への疑問を口にすると、なるみは「貼ってあるな、"コスメなんたら大賞1位"とかな」と同意した。

　これに岡村も「お菓子とかでもよくありません？」と心当たりがある様子。「ナントカの賞獲ったとか。お土産屋さんとか行ったら何でもこれアレや言うて」と打ち明けた。

　しかしなるみが「でもなんか、そこ探っていったらホンマに怖いような気がするわ」とひるむと、岡村は「でもうちにはジャーナリズムの塊みたいな人がいますから」と取材スタッフを賞賛。「お金が絡んでる気がするわ」としながらも「僕のせいにせんといてや」とスタッフを牽制すると、なるみも「CM来えへんなるで」と警戒していた。