四千頭身・後藤 相方2人との格差拡大にイライラ爆発！「解散でいいです、もう」とブチギレ

「四千頭身」の後藤拓実

　お笑いトリオ「四千頭身」が11日深夜放送のテレビ東京「ゴッドタン」（土曜深夜1・50）に出演。後藤拓実（27）が都築拓紀（27）、石橋遼大（28）との埋まらない“格差”にイライラを爆発させ「解散する？」と口走る場面があった。

　トリオの中で最初にスポットライトを浴びて名前と顔が売れたのは後藤。だが、現在も後藤が一人でネタ作りを続ける一方、都築と石橋はお笑い以外のピン仕事が順調で“逆転現象”が起こり、収入でも格差が広がっているという。

　昨年6月に「腐り芸人セラピー」として番組に呼ばれ、それぞれの状況を話していた3人。それから数カ月が経過した今回は「その後の四千頭身報告会」として再度3人が呼ばれた。

　だが、その後もメンバーで腹を割って話していない状況は変わらず。前回放送で「“解散してやる！”っていうのは簡単なんですけど、解散したら一番ヤバいのって僕なんです」と話していた後藤だが、石橋が「（最初に）後藤が行って、都築が注目されて。で、僕がずっと取り残されてる感がはあったんで。ようやく追いつけたぐらいには思ってるんで。追い抜いたぐらいはあります」と発言するとあからさまにイラッ。「それ、どこの面で？お前が俺を追い抜いた？」と早くも憤りを隠せなくなった。

　そして、「収入だけだろ？そんなの…」と厳しい表情でポツリ。現在の収入は都築が一番多く、後藤と石橋の収入を合わせても都築には届かないという。

　都築いわく、都築だけでイベントをした際の集客に、四千頭身として3人でイベントをした際の集客が劣る状況だそうで、トリオとして全国ツアーをやる気はないのか？という指摘にはネタを単独で書いている後藤が「全然やりたくないです」と言い切った。

　「もうお笑いをやりたくない」と“腐り芸人”ぶりを見せる後藤。メンタルはもう限界で、都築が昨年、2人が知らない間に古着店をオープンさせていたという話になると「どういうつもりなのかな」と相方の行動に怒りをにじませた。

　「何に生きるか分からないじゃないですか」と言い訳する都築に「じゃあ、何に生きた？」と後藤。「でも…でも…」（都築）「何に生きた？」（後藤）と言い争いに。後藤は「ファッションの仕事なんかして何が楽しいんだよ！こっちが！お笑いの日にTGCに出て何が面白いんだよ！」とあきれ返った。

　「だって呼んでもらえる人は限られてるわけで。そんな経験をできる人は少ないわけだから」と都築。その後も、3人でネタに関する話し合いができないという話になると、後藤は「全部僕任せになっているのが凄いイヤだというか。（2人からの提案は）ないです。ゼロです」とぶっちゃけた。

　先輩芸人たちから、最初は自分が書いたネタで2人を動かして気持ち良かったのが、立場が逆転したら文句を言い出すのかと指摘されると「なるほどね」とポツリ。

　そして、都築が「もちろん（後藤が）ネタ書いてくれて、ネタが注目されて（世の中に）出ていくことになった。僕らもあやかってきた。それは認めてます。（でも）仮にM―1決勝戦って行った時にCMだなんだ一人の仕事が増えるのは後藤くんだと思うんですよ。だから、それをこう…。理由としてどうなのかな」と反論すると、後藤は「何言ってもダメっすわ、こいつら」と吐き捨てた。

　都築が「こうなっちゃうから話し合えないじゃないですか。これなんですよ。結成当初の1年目からそうだったんで、そこの蓄積で話し合えない」と言い返すと、後藤は「蓄積って言われたらもう何ともできないっていうか。何？解散する？もう」とキッパリ。これには都築も「極論はいっちゃうんですよ」とあきれたが、後藤は「解散でいいです、もう」と投げやりだった。