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桂南光ら、2カ月後に襲名予定の故桂ざこばさんの弟子3人と来社 ざこばさんとの秘話明かす

スポニチアネックス / 2025年1月14日 18時42分

<襲名披露来社>大阪本社に来社した(左から)桂南光、桂ひろば、桂ちょうば、桂そうば、桂塩鯛(撮影・岸 良祐)

 昨年6月に亡くなった二代目桂ざこばさんの弟子で、3月20日に「二代目桂力造」を襲名する桂ひろば(46)、「四代目桂米之助」を襲名する桂ちょうば(46)、「二代目桂惣兵衛」を襲名する桂そうば(46)の3人と、桂南光(73)、桂塩鯛(69)らが14日、スポーツニッポン新聞社大阪本社(大阪市北区)を訪れた。

 同席した南光は3人の師匠であるざこばさんと襲名披露について生前に交わしたやりとりを披露。「2年以上前に襲名披露の話をしてた。3人一緒に(襲名は)どうやろということで。いいんじゃないかと言うと、まだ早いかなって。死んでからやってくれるかと言うから、それでは意味がないでと。襲名が決まり、昨年4月に発表させてもらいました」と説明した。

 3人揃って慣れない挨拶まわり。襲名披露の日まで2カ月となり「いよいよだなと改めて緊張してます」とひろば。「今まで実感がなかったけど、名前が変わるんだなとワクワクしてます。ものすごいチャンス。期待に応えられるよう頑張ります」とちょうば。「きょうから本番モードです。3月20日にいい落語ができれば」とそうばは気を引き締めていた。

 力造は江戸中期に活躍し、落語家で初めて「桂」を名乗ったとされる桂文治の弟子。惣兵衛はその文治の本名(伊丹屋惣兵衛)で、米之助は先代(3代目)が人間国宝の故・桂米朝さんの兄弟子という由緒ある名跡だ。3人とも78年生まれの同級生。ひろばは00年5月、ちょうばは01年10月、そうばは05年10月にざこば門下に入り、今回の襲名となった。

 ざこば一門の筆頭弟子である塩鯛は「本来ならここにウチの師匠が座ってるはずだったのですが、残念ながら亡くなってしまって。師匠は3人のことを気に掛けてた。期待をしてました」とざこばさんの無念を思い、「師匠が亡くなって一門がバラバラになるかと心配したが、3人の襲名という大きないいイベントで結束できるのでは」と弟弟子たちに期待。「(一門で)一丸となって師匠に恩返しのつもりで頑張っていこうと。3人には名前に恥じぬように頑張ってもらいたい」とエールを贈った。

 3人揃っての襲名披露公演は3月20日に大阪サンケイホールブリーゼ(大阪市北区)で開かれ、東京、京都などを回る。

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