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日本ハム 4年目阪口「サトテル塾」で覚醒だ

スポニチアネックス / 2025年1月15日 6時2分

室内で打撃練習を行う日本ハム・阪口 (撮影・西川祐介)

 今季高卒4年目を迎える日本ハムの阪口楽内野手(21)が今オフ、阪神の佐藤輝明内野手(25)と合同自主トレすることを明かした。20日から約1週間、場所は非公開で球界屈指の強打者に弟子入りする。昨季はイースタン・リーグでチーム2位の11本塁打を放った期待の若きスラッガーが、“サトテル塾”で覚醒のきっかけをつかむ。

 同じ右投げ、左打ちの大型内野手。阪口にとって佐藤輝は「理想の打者像」そのものだった。昨オフに知り合いを通じて合同自主トレに初参加。今年も弟子入りを志願し、「あそこまで凄い人と練習できるのは刺激になる。同じ左打者で理想とする打者なので吸収できるところは吸収したい」と積極的に教えを請う考えだ。

 21年のドラフト4位。左のスラッガーとして期待されるも、入団から2年間で1軍出場は3試合のみとプロの壁に阻まれた。そこで、昨オフに佐藤輝と初対面。「スイングだったり、打席での待ち方を教えていただけた」。それまで2軍で通算3本塁打だったが、昨季はチーム2位の11本塁打と佐藤輝の助言が成果として表れた。

 「面倒見が良く、とても気に掛けてくれる先輩ですね」と阪口は言う。昨シーズン中も自身が迷った際にLINEで連絡すると、的確なアドバイスをくれたという。「とても優しいですね。自分の長所は長距離なので飛距離をより磨いていきたい。それ(長打)を捨てたら僕の存在理由がなくなる」と、今年も長打の極意を学ぶ。

 プロ4年目は勝負の年と位置づける。昨季は高卒同期の福島、柳川、松浦、畔柳の投手陣がそろって1軍で飛躍しただけに、阪口は「打てればチャンスをもらえる。今年はプロ初本塁打は絶対条件。1、2軍を合わせて年間25発が目標」と意気込む。誰もが認めるポテンシャルの持ち主。今年こそ結果で師匠に恩返しする。(清藤 駿太)

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