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日本ハムの一押しルーキーはドラフト5位の山県秀 誰もマネできないアクロバティックな守備

スポニチアネックス / 2025年1月15日 8時1分

<日本ハム 新人合同自主トレ>ノックを受ける山県(撮影・西川祐介)

 日本ハムの新人合同自主トレが始まった。チームの未来を担う新人8選手が、2軍本拠の千葉・鎌ケ谷を拠点とし、徐々に練習の強度も上げ始めている。その中でも一押ししたいのが、新人唯一の野手で、即戦力の遊撃手として期待されるドラフト5位の山県秀内野手(22=早大)だ。

 昨年10月の少し前だっただろうか。YouTubeにあった東京六大学リーグでの山県のプレー動画に目が止まった。二遊間の飛球をダイビングキャッチすることもあれば、深い三遊間のゴロを逆シングルで捕球し、一塁へ強い送球をしていたり…。グラウンドを縦横無尽に駆け回り、「アクロバティックな守備」という言葉がぴったりだった。

 ドラフト指名後の取材で、幼少期に器械体操の経験があったことを聞いた時には「それであの守備ができるのか」と納得した。記者が子供の頃にロッテ、巨人で活躍した小坂誠(現ロッテ守備コーディネーター)に憧れていただけに、個人的には「ツボ」の選手。数人の球団幹部とも山県について話しても「いい選手でしょ?」、「あの守備はなかなかマネできるものじゃないよ」と、その守備力に絶賛の言葉が並んだ。

 新人合同自主トレでキャッチボールやノックを受けても、軽やかな動きで、東京六大学リーグが誇る“守備職人”の片りんを見せる。いつも取材では照れくさそうな笑顔を浮かべ、控えめな印象だが「自分はどちらかというと、おちゃらけキャラ」だと言う。学生時代のあだ名は、山県秀(やまがた・しゅう)という名前から「ガタシュー」。ぜひ、春季キャンプから華麗な守備に注目してほしい。(記者コラム・田中 健人)

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