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中居対応に追われる各局…降板は「仰天…」が初 「土曜日な会」「だれかto…」は休止 TBSは差し替え

スポニチアネックス / 2025年1月15日 17時53分

中居正広

 日本テレビは15日、「ザ!世界仰天ニュース」(火曜後9・00)でMCを務めていたタレント・中居正広(52)の番組降板を発表した。女性との間に起きたトラブルを巡って騒動となっている中居のレギュラー番組降板は騒動後、初。各局が中居の対応に追われている。

 日テレは「日本テレビは、中居正広さんサイドと対話を続けてまいりましたが、様々なニュースを扱う番組の司会という役割などを鑑み、総合的に判断して、『ザ!世界仰天ニュース』を降板していただくことにいたしました」と報告。「番組スタッフ一同、今後も真摯に番組作りに励んでまいります」とした。

 「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」、「THE MC3」の2本のレギュラー番組を放送しているTBSは14日、スポニチ本紙の取材に「TBSグループの人権方針に則り、双方代理人などに事実関係を確認中です。今後の方針については、お答えを差し控えます」とあらためてコメントした。

 10日のTBS「中居正広の金曜日のスマイルたちへ 新春SP」は、映画「花束みたいな恋をした」に差し替え放送。13日の「THE MC3」の枠は“女性版SASUKE”として人気の特番「KUNOICHI」を午後6時30分から9時30分まで放送。午後9時30分から「クレイジージャーニー」を放送した。

 テレビ朝日は9日に「中居正広の土曜日な会」について、「今回の事態の真相に不明な部分があるので、当面の間休止し、その後、編成判断することになると思います」と当面の放送休止を発表した。フジテレビも8日に「だれかtoなかい」の今後の放送について「当面の間休止とする」と発表した。

 中居は5本のテレビレギュラー番組に出演していたが、全番組が降板や放送休止などの措置を取っている。

 中居を巡っては昨年12月末に女性との間に起きたトラブルを高額な示談金で解決していたことが発覚。スポニチ本紙の取材では、トラブルは23年6月、中居と女性が2人で食事した後に発生した。女性はそこで「性被害に遭った」と主張する内容を勤務先に報告。その後、中居は代理人を立てて話し合い、慰謝料を含めた8000万~9000万円の示談金を支払って解決している。当時女性は中居の仕事先である会社に勤務していた。

 中居は9日にトラブルについて初めてコメントを発表し、トラブルを事実と認めて謝罪。「示談が成立したことにより、今後の芸能活動についても支障なく続けられることになりました」と報告していた。

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