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翔猿が照ノ富士から通算3個目の金星 大関以上との対戦を終えて3勝1敗

スポニチアネックス / 2025年1月15日 18時27分

<大相撲初場所4日目>照ノ富士(右)に対し右突き落としで一気に形勢有利に持ち込んだ翔猿(撮影・西海健太郎)

 ◇大相撲初場所4日目(2025年1月15日 両国国技館)

 東前頭2枚目の翔猿(32=追手風部屋)が横綱・照ノ富士(33=伊勢ケ浜部屋)を送り出し、通算3個目の金星を獲得した。

 立ち合いから横綱に引っ張り込まれないよう適度な距離を保つことに腐心した。ABEMA大相撲中継で解説を務めた元関脇・碧山の岩友親方は「翔猿はつかまらないようにずっと我慢、我慢した」と指摘した。横綱が翔猿の腕を抱え込もうとすれば、その腕を抜いて、上体の前傾を保ったまま横綱の脇にあてがう。その作業を続けて巧みに回り込んだところで横綱の上体が起き、右突き落としで一気に形勢有利に持ち込んだ。

 翔猿の金星獲得はいずれも照ノ富士から。今場所は初日に大の里、3日目に琴桜と2大関を撃破しており、この日までに計4人の横綱、大関との対戦を終えて3勝1敗。5日目は人気業師の宇良と対戦する。

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