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須田慎一郎氏 三菱UFJ貸金庫窃盗で「不思議だったのは…」 銀行は「性悪説で仕組みが考えられている」

スポニチアネックス / 2025年1月15日 18時47分

三菱UFJフィナンシャル・グループ本社ビル

 経済ジャーナリスト・須田慎一郎氏(63)が15日、ニッポン放送「垣花正 あなたとハッピー!」に出演。三菱UFJ銀行の元行員・今村由香理容疑者(46)が東京都内の支店で貸金庫から顧客の金塊を盗んだとして窃盗容疑で逮捕されたことについてコメントした。

 警視庁捜査2課によると、4年半で60人以上が被害に遭い、総額は現金と金塊などを合わせて時価相当で17億円以上だったとみられる。今村容疑者は外国為替証拠金取引(FX)で約10億円の損失を出していたといい、「借金返済に困り、貸金庫の現金に手を付けた」と説明している。

 容疑者は練馬支店では支店長代理として貸金庫を管理する立場だった。須田氏は「不思議だったのは、なぜ1人の行員が貸金庫を開けるような仕組みに放置されていたのかと。複数の行員が同時に操作しなければ開けることができないとするのがセキュリティーのイロハのイなんです。それをやっていないというところで驚いた」と銀行側の管理のずさんさに驚きの声を上げた。

 一般的に銀行は「行員に対して性悪説、何か問題を起こす前提で仕組みが考えられている」とし、「2年に1度異動する、転勤するのもそこに理由がある。そういう意味で今回の三菱UFJの対応としてはなぜ1人の行員が貸金庫を開けられる状況をずっと放置したのか、行員に対する管理責任が今後問われてくる。金融庁もそこを重視してくる」と解説した。

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