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石丸伸二氏 小池都政の少子化対策に首かしげる 「早く取りかかることが大事」な準備とは

スポニチアネックス / 2025年1月15日 18時52分

<石丸伸二氏 「地域政党」の設立に関する記者会見>会見に臨む石丸伸二氏(撮影・西海 健太郎)

 地域政党「再生の道」の設立を正式発表した前広島県安芸高田市長の石丸伸二氏(42)が15日、TOKYO MX「堀潤 Live Junction」(月~金曜後6・00)に生出演し、小池都政の少子化対策に私見を語った。

 この日、会見を開いた石丸氏は、今夏の都議選(定数127)に向けて候補者を公募し、全42選挙区で最大55人の候補者擁立を目指すことを表明した。党としての政策は掲げず、各当選議員の良心と判断に任せる。自身は出馬しない。

 番組では、小池百合子知事の都政について質問が飛んだ。少子化対策では、今年10月からの保育料第1子無償化、都内自治体での給食費無償化、18歳以下に毎月5000円を支給するなど、小池知事が掲げている施策を紹介した。

 これについて意見を聞かれた石丸氏は、「少子化対策に入っている時点で凄いなと思う」と皮肉まじりに回答。「それで少子化は止まらないです」と断言した。挙げられた施策は「子育て世帯を支援するという意味ではそうだろうなと。お金を渡していますので」とし、「それで少子化がどうにもならないなと思うので、表現がツッコミどころあるかなと」と指摘した。

 人口減少傾向は、そう簡単に収まらないというのが石丸氏の見立てだという。「持論なんですけど、少子化の傾向はあと50年、100年変わらないです」。その上で必要なのは、「少子化、人口減少を前提とした、社会のシステムに組み替える。それに早く取りかかることが大事」とした。

 東京一極集中が叫ばれるが、「東京でさえ2040年をピークに人口減少局面に入る見込みなんですね」と見通しを明かし、「だから早くその準備をしていく。そういう判断が都議会にも必要なんだろうな」と都議会の果たす意義を説明した。

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