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石丸伸二氏 小池都政で「ない寄りのない」と断言する政策「電気を切ったら、来年から何もなくなる」

スポニチアネックス / 2025年1月15日 19時8分

<石丸伸二氏 「地域政党」の設立に関する記者会見>会見に臨む石丸伸二氏(撮影・西海 健太郎)

 地域政党「再生の道」の設立を正式発表した前広島県安芸高田市長の石丸伸二氏(42)が15日、TOKYO MX「堀潤 Live Junction」(月~金曜後6・00)に生出演し、小池都政での施策に苦言を呈した。

 この日、会見を開いた石丸氏は、今夏の都議選(定数127)に向けて候補者を公募し、全42選挙区で最大55人の候補者擁立を目指すことを表明した。党としての政策は掲げず、各当選議員の良心と判断に任せる。自身は出馬しない。

 番組では、小池百合子知事が進めている注目政策を紹介した。少子化対策、東京一極集中への対応などに加え、物議を醸している都庁舎でのプロジェクションマッピングも紹介した。昨年2月から始まり、2年間で16億5000万円もの予算を計上。今月から広告の募集も始める。

 これについて見解を問われた石丸氏は、「あまり悪口を言うのは気が引けますけど」と前置きしつつ、「プロジェクションマッピングだけは…“ない寄りのない”ですね」と切り捨てた。

 その理由として、「なぜならば、投資にならないんですよ。それ、電気を切ったら、来年から何もなくなる。ゼロに戻ります。今、一時、人が集まるだけなんです」と説明した。

 その上で「それだったら、まだ何か、イカのモニュメントを置くみたいな、どこかで実際にやっていましたけど、そっちの方がいいかもしれないですね」と、大まじめに答えていた。石川県能登町が設置し、大きな経済効果を生み出したイカの巨大モニュメントを念頭においての発言とみられる。

 MCのジャーナリスト堀潤氏も「資産化されていきませんよね」と、プロジェクションマッピングには懐疑的な見方を示した。

 また、お台場に噴水を作る計画にも疑問を呈した。来年度末に整備される予定で、経済効果は年間約98億円と試算されるが、「東京に本当にそれがいるのか。しかも場所、お台場ですよ?だったら多摩に作れよと思いますけどね」と高齢化、過疎化が進む多摩地域にも言及した。

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