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もしもわが子が性被害に遭ったら…「あさイチ」が特集 子を持つ鈴木奈穂子アナ、坂下千里子が涙

スポニチアネックス / 2025年1月15日 22時45分

東京・渋谷のNHK社屋

 NHK「あさイチ」(月~金曜前8・15)が15日に生放送され、キャスターを務める同局の鈴木奈穂子アナウンサー(42)とゲスト出演したタレントの坂下千里子(48)が特集の内容にそろって涙を流す場面があった。

 この日の特集は「私が直面したわが子の性被害」。番組スタッフの子供が公園で知らない相手に性被害を受けたことを受け、専門家をスタジオに招いて特集が組まれた。

 番組では、教師から性被害を受けた子供が実父に事実を伝え、父親とともに1年かけて裁判に臨み、加害教師の実刑判決を勝ち取った事案などを取材して放送。

 この教師から被害に遭った他の子供たちは裁判で証言する勇気が持てなかったが、インタビューに応じた男性の娘は今後、子供たちが同じような被害に遭わないようにとの強い思いから裁判で証言もしたという。

 VTRが終わると坂下は「お父さんの、親の気持ちになると…」と父娘の胸中を思って涙。番組キャスターを務めるお笑いコンビ「博多華丸・大吉」の博多大吉(53)も「(有罪判決が出ても)結果的にホントよく頑張ったね、良かったねとも言えない。とにかくもう許せないですよね、こういうの」と加害者への怒りをにじませた。

 坂下とともにゲスト出演していたお笑いタレント、こがけん(45)は「もしこれで無罪になったとしたら、その時の精神的な負担を考えたら…」と物的証拠がないことも多い性被害裁判への思いを吐露。「有罪になったとしても刑期が短い。(このケースでは)1年ちょっとっていう…」と率直な疑問も口にした。

 また、番組で紹介したケースでは子供が父親に被害を訴えたことが事件化する始まりだったが、「僕も子供が7歳、5歳で小さいので“何かイヤなことがあったら、おかしいなって思うことがあったら言ってくれ”っていうふうにかなり頻繁に言ってるんですけど。本当に言ってくれるかどうかってところが疑問で…」と親としての思いを語る場面もあった。

 そして、時折涙ぐんでの番組進行となった鈴木アナは、50代の視聴者から番組あてに届いたメッセージを読みながら気持ちがあふれた。

 その内容は「今から10年前、娘が中学生のころ、同級生の男の子に裸の画像を送るように頼まれて興味本位で送ってしまい、50人程度に拡散されました。学校に呼び出され、画像を確認した時はショックで死んでしまいたいと思いました」というもので、鈴木アナは読みながら言葉が途切れ途切れとなり、声を何度も震わせた。

 その視聴者からのメッセージには「その時の学年主任の先生から“一番悪いのは娘さんです”と言われ、ずっと苦しい思いをしています」とあり、これを涙ながらに読み終えた鈴木アナは「すみません、ちょっともう…。親の気持ちになっちゃって…ちょっと耐え切れないんですけど」と涙を謝罪。坂下もたまらず涙をぬぐった。

 「“一番悪いのは娘さんです”っていうのもちょっとひどい…」と涙が止まらない鈴木アナ。専門家の「もちろん被害者は何も悪くないです」という言葉に鈴木アナは「そうですよね…」と涙声で、大吉は「今さら間に合うか分からないですけど、そんなわけねーだろ!と。世界中の人がそういうと思いますよ」と改めて怒りを見せていた。

 

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