ニッポン放送 中居正広の冠ラジオ「ON＆ON AIR」番組終了を発表 本人からも「出演辞退申し入れ」

中居正広

　ニッポン放送は21日、タレントの中居正広（52）がパーソナリティーを務めていた「中居正広　ON＆ON　AIR」（土曜後11・00）の終了を発表した。

　公式サイトで「ニッポン放送は1月11日から『中居正広ON & ON AIR』の放送を当面休止としてまいりましたが、現在の状況を総合的に判断し、番組を終了することにいたしました。尚、中居正広氏ご本人からも出演辞退の申し入れがございました」と説明した。

　同番組は1995年7月に「中居正広のSome　girl’　SMAP」として放送開始。17年1月から現在の番組名となった。中居のトラブルが明らかになった以降の昨年12月28日、今月4日の放送回は通常通り放送したものの、11日の放送は休止。以降は、その都度判断していくとしていた。

　中居をめぐっては昨年12月末に女性との間に起きたトラブルを高額な示談金で解決していたことが発覚。騒動となり、各局が直近のレギュラー番組の休止、差し替えを続々と発表していた。

　スポニチ本紙の取材では、トラブルは23年6月、中居と女性が2人で食事した後に発生した。女性はそこで「性被害に遭った」と主張する内容を勤務先に報告。その後、中居は代理人を立てて話し合い、慰謝料を含めた8000万～9000万円の示談金を支払って解決している。当時女性は中居の仕事先である会社に勤務していた。

　中居は9日にトラブルについて初めてコメントを発表し、トラブルを事実と認めて謝罪。「示談が成立したことにより、今後の芸能活動についても支障なく続けられることになりました」と報告していた。