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元中日守護神の岩瀬仁紀氏が殿堂入り 歴代最多407セーブ プロ野球史上唯一の1000試合登板の左腕

スポニチアネックス / 2025年1月16日 15時31分

岩瀬仁紀氏

 野球殿堂博物館は16日、今年の殿堂入りを発表。競技者表彰のプレーヤー部門で、中日の守護神としてプロ野球史上最多の通算407セーブをマークした岩瀬仁紀氏(50)が選ばれた。

 岩瀬氏は候補2年目。1年目だった昨年は当選必要数に34票足りなかったが、今年は有効得票数349票のうち308票を獲得。得票率88・3%での殿堂入りとなった。

 岩瀬氏は西尾東から愛知大、NTT東海を経て98年ドラフト2位(逆指名)で中日に入団。切れ味満点のスライダーを武器に1年目の99年からリリーフ投手として活躍し、リーグトップの65試合に登板して10勝を挙げた。

 04年に抑えに転向。05年には当時プロ野球記録のシーズン46セーブをマークし、最多セーブのタイトルを獲得した。その後、最多セーブには計5度輝いた。

 07年の日本ハムとの日本シリーズ第5戦は今でも伝説として語り継がれる。先発・山井大介が8回まで打者24人に抑える完全投球で、1―0の9回に山井が登板。守護神は打者3人で抑え、史上初の「完全試合リレー」を達成した。日本一の胴上げ投手となった岩瀬氏は「人生で初めての、ものすごいプレッシャーだった」と振り返っている。

 14年7月26日の巨人戦で史上初の通算400セーブ、18年9月28日の阪神戦で投手としては初の1000試合登板を果たした。

 先発登板はプロ2年目の1試合だけ。15年連続50試合登板、11年連続20セーブなどはプロ野球記録で、まさに「鉄腕」として一時代を築いた。

 18年限りで現役を引退。通算成績は1002試合で59勝51敗407セーブ、防御率2・31。04年アテネ、08年北京五輪に日本代表として出場した。

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