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ソフトバンク・杉山 今季の飛躍へ「第3の球種」カーブを完全マスターだ

スポニチアネックス / 2025年1月16日 6時3分

キャッチボールするソフトバンク・杉山(撮影・成瀬 徹)

 中継ぎで昨季ブレークしたソフトバンクの杉山一樹投手(27)が15日、「第3の球種」の完全マスターを誓った。筑後ファーム施設で自主トレを行った右腕はカーブの精度アップに取り組んでいることを明かし、「絶対に打ってこないだろうと。バッターも消していると思うので」と狙いを語った。

 カーブは昨季も投げていたが、割合は「3試合に1球ほど」と少なかった。シーズン終盤は直球とフォークのほぼ2球種で戦っていたという。「(2球種のままなら)自分の中ではきつい想定。もうちょいカーブの割合を増やしていきたい」とイメージしている。

 6年目だった昨季1軍で自己最多50試合に登板し、4勝0敗14ホールド1セーブ、防御率1・61と活躍し、4年ぶりのリーグ優勝に貢献した。オフ前に倉野投手コーチと話し合い「カーブの習得」を進めていくことで意見が一致した。視察した同コーチは「第3の球種を持っているか、持っていないか。(持っていれば)かなり上のレベルまでいける」と期待する。

 150キロ超の剛球とフォークにカーブが加われば、打者にとって相当やっかい。「自分で操作できるのは防御率だけ。より低くしたい」という目標のためにも、開幕までに必ず磨き上げる。 (杉浦 友樹)

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